アルペンマカロニ(Älplermagronen)とは、マカロニを濃厚なチーズソースに絡めた、スイスの山岳地帯で親しまれているパスタ料理です。
アルペンマカロニの概要
名前の由来:アルペン地方で食べられるマカロニであることから
「アルペン」はアルペン地方 + マカロニ
アルペンマカロニは、ドイツ語圏フリブール州の山岳地方で親しまれているチーズやクリームを使った濃厚なパスタ料理です。茹でたジャガイモとマカロニにチーズを絡め、かりかりに炒めたベーコンやタマネギなどをトッピングした料理で、アップルソースやリンゴのコンポートが付け合わせとしてついてくることが多いです。スイスの山小屋レストランの定番メニューで、調理が簡単でボリュームのある料理なので、スイス軍の食事メニューにも載って います。
なお、スイスのドイツ語では「エルプラーマグローネン」と呼ばれており、これは「アルペンの人々のマカロニ」という意味です。
アルペンマカロニの歴史

次にアルペンマカロニの起源に迫ってみましょう。
アルペンマカロニの起源は、16世紀初頭に遡ります。この頃イタリアの食文化が普及していたティチーノ州がスイス連邦に併合されると、スイスとイタリア間の交流が増え、スイスの一部地域はイタリアの食文化に影響を受けるようになりました。その結果、1836年には『ベルン料理本』という本にマカロニとチーズを使ったレシピが掲載されました。
そして元来、アルプスの人々は夏の間はアルプスの高地で牛を放牧しながらチーズを作って暮らしていました。彼らは高地で長期間過ごすため、保存性が高くて腹持ちが良く、簡単に調理できる食材を持ち込んでいました。パスタやじゃがいも、チーズ、バター、玉ねぎといった材料は、その条件にぴったりだったのです。
19世紀に入ると、イタリアからの労働者や商人の影響で、パスタがスイス国内にさらに広まり、チーズと組み合わせた「マカロニ料理」が登場しました。こうした料理は、次第にアルプスの羊飼いや牧童たちの間でも広く親しまれるようになり、地元産のじゃがいもにクリームや玉ねぎ、チーズを加えて調理する「アルペンマカロニ」が誕生したとされています。
この料理は現在、観光客にもスイス名物として人気の料理で、有名なスイス料理の一つです。アメリカで有名な「マカロニチーズ」という料理がありますが、一説ではアルペンマカロニから派生したのではないかとも言われています・
アルペンマカロニの主な材料
アルペンマカロニの主な材料は以下の通りです。
アルペンマカロニのレシピ
以下はスイスのサイトで紹介されていた、アルペンマカロニのレシピです。
①皮をむいて細かく切ったりんご600gとリンゴジュース100ml、砂糖大さじ2、シナモンスティック1本を鍋に入れ沸騰させます。蓋をしてリンゴを柔らかくなるまで10~15分ほど煮ます。
②たっぷりの塩水で1㎝角に切ったジャガイモ600gと、茹で時間約15分のパスタ250gを一緒に茹で、8分程煮て水気を切ります。
③すりおろしたチーズ250gをパスタに加え、熱いフライパンまたは予熱した皿に戻します。クリーム100mlに塩、挽きたてのコショウ、ナツメグ各適量を加えて、パスタに注ぎます。
④皿に盛り付け、上にフライドオニオンをトッピングし、アップルソースを添えたら、完成。
参照記事:Älplermagronen
アルペンマカロニのバリエーション
以下はスイスのアルペンマカロニのバリエーションです。
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以下は地域ごとのバリエーションです。
ウーリ州アルペンマカロニ(Urner Älpermagronen)
ウーリ州で食べられるアルペンマカロニ。通常のものとは異なり、じゃがいもが入っていない。
アルペンマカロニに似た他国の料理
マカロニ・アンド・チーズ(Macaroni & cheese)
茹でたマカロニに塩味の効いたチーズソースを絡めたパスタ料理。「マッケンチーズ」の愛称で知られる、人気のアメリカ料理のひとつ。
同名の別料理
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アルペンマカロニの豆知識
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アルペンマカロニを試すなら
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また、日本にあるスイス料理屋さんでもアルペンマカロニを食べることが可能です!




