カナダ料理徹底解説!英語の料理名一覧&おすすめグルメ20選!

カナダ料理一覧 カナダ料理

カナダ料理とは、カナダの移民国家という成り立ち上、様々な文化から影響を受けて形成された点が特徴です。

カナダについて

国名 カナダ(正式名称:カナダ)
人口 約4012万人(出典:worldometers, 2025年3月時点)
面積 9,985,000㎢(日本の約27倍)
首都 オタワ
通貨 カナダドル
言語 英語、フランス語
民族 ヨーロッパ系白人が76.7%、黒人2.9%、先住民4.3%、その他16.2%
宗教 キリスト教徒53.3%、無宗教34.6%、その他12.1%
独立 1867年、イギリスより
国旗

カナダ国旗画像

カナダ料理の概要

カナダ料理は、広大な土地と多文化社会を反映した、多様性に富んでいる点が特徴です。ファースト・ネーション(先住民)、フランス系、イギリス系をはじめとする多様な文化的背景を持つ国であるため、各地域で異なる食文化が発展しています。基本的には、移民とその子孫が母国の料理をカナダ食材を使用しアレンジしたものが、「カナダ料理」であるという見方もされています。加えて、ファースト・ネーションとイヌイットの人々は、少なくとも15,000年の間独自の料理文化を守ってきたこともあり、現在でもカナダ料理に重要な影響を与えています。

食料自給率も200%を超えており、農産物輸出大国として新鮮で美味しい食材が有名なカナダ。国土面積が広く、土地による違いが色濃いため、「マルペクオイスター」や「アルバータ牛」など、食材に対して産地に基づいた名前を付けることが一般的です。素材による違いを大事にし、シンプルな味付けで素材そのものの美味しさを味わう文化があることも特徴の一つと言えます。

さらに、特に都市部では、多文化的な社会を反映して、世界中の料理が手軽に楽しめます。移民による文化的な影響で、アジア、中東、アフリカ、ラテンアメリカなど、さまざまな国の料理が日常的に食べられ、カナダの食文化はますます国際色豊かになっています。カナダ料理はその地域ごとに異なる味わいとともに他国の食文化が共存しているので、カナダが全ての人にとって住みやすい国と評価される一因にもなっています。

基本的にカナダ料理には自然の恵みを活かしたシンプルで心温まる料理が多く、カナダの気候やカナダ人の飾らない生活スタイルにも密接に関連していると言えます。

カナダ料理の地域性

カナダ料理の地域性は主に七つに分けられます。

太平洋沿岸域(ブリティッシュコロンビア州など)
温暖な気候と豊かな自然に恵まれており、新鮮なシーフードや野菜が豊富です。特にサーモンが有名で、地元で捕れる新鮮なサーモンは様々な料理に使用されています。
山間部(アルバータ州など)
平野部と共通した点が多い食文化を持っています。広大な牧草地と放牧地が広がっており、牛肉の豊富な生産で有名です。
平野部(サスカチュワン州など)
農業が盛んなため、特に肉や穀物を使った料理が多いです。農産物をふんだんに使った、カナダの自然と季節に密着した料理文化が見られます。
オンタリオ州(トロントなど)
カナダで最も人口が多く、多文化が交わる地域です。世界中の食文化が取り入れられた様々なスタイルの料理が楽しめることが特徴です。
ケベック州(モントリオールなど)
フランスの影響が色濃く反映された地域です。フランス料理を基盤にしつつも、カナダ独自の食材や調理法を取り入れた料理が特徴です。
大西洋沿岸域(プリンスエドワード島など)
ロブスター、牡蠣、ムール貝などのシーフードや、じゃがいもなどの野菜の生産で知られる地域。地元の特産品を使ったシンプルで美味しい料理が特徴です。
北部(ヌナブト準州など)
北極に近い過酷な気候に適応した食文化が発展しています。トナカイやアザラシなど、寒冷地特有の食材も食べられています。

【全17品】カナダ料理の一覧

カナダで食べられている、カナダ料理の一覧です。

カナダ全土

メープルスロー
(Maple slaw)

キャベツ、玉ねぎ、メープルシロップなどで作られるカナダのコールスロー。サラダや軽食として人気なほか、ハンバーガーやサンドイッチに使われることもある。

ピーミールベーコン
(Peameal bacon)

骨なしの豚ロース肉を塩漬けにした後、乾燥したコーンミールで覆って熟成させる肉料理。スライスしてグリル、網焼き、または揚げて食べられることが多い。

ハワイアンピザ
(Hawaiian pizza)

パイナップル、トマトソース、モッツァレラチーズ、ハムまたはベーコンがトッピングされたピザ。カナダ発祥だが、世界的に食べられている。

ランバージャック・ブレックファスト
(Lumberjack’s Breakfast)

ベーコンとソーセージなどの肉、目玉焼きやスクランブルエッグなどの卵料理、パンケーキを盛り合わせたボリュームたっぷりの朝食料理。

ティムビッツ
(Timbits)

小麦生地を一口サイズのボール状に成形し、焼いて作られるドーナツ。チョコレートグレーズやジャム入りなど、様々なバリエーションのフレーバーがある。

バタータルト
(Butter Tart)

バター、砂糖、シロップ、卵をパイ生地で包み、表面がカリカリになるまで焼き上げたペイストリー。レーズンやナッツが加えられることもあり、カナダを代表する料理。

ビーバーテイル
(BeaverTail)

小麦粉で出来た生地を「ビーバーの尻尾」のように平べったく成形して揚げたペイストリー。ホイップクリームやバナナ、シナモンシュガーなどでデコレーションされている。

クイーンエリザベスケーキ
(Queen Elizabeth cake)

エリザベス2世の戴冠を記念して作られたと言われている刻んだデーツをたっぷり小麦粉生地に混ぜ込み焼き上げた濃厚なケーキ。

サスカトゥーンベリーパイ
(Saskatoon Berry Pie)

主にカナダ西部やアメリカ北部に自生する小ぶりで紫色のベリー「サスカトゥーンベリー」を煮込み、パイ生地で包み込んで焼き上げたデザート。

バンブルベリーパイ
(Bumbleberry pie)

ブルーベリー、ラズベリー、イチゴ、ブラックベリーなどのベリーを3種類使用し、ルバーブなどと組み合わせて、パイ生地に包み焼き上げたデザート。

メープルクリームクッキー
(Maple leaf cream cookie)

メープルの葉っぱの形をしたクッキーで、メープルシロップ風味のクリームをサンドした焼き菓子。カナダ土産としても人気。

メープルタフィー
(Maple taffy)

メープルシロップを煮詰めて、とろみが出るまで加熱し雪の上に垂らして固める、カナダの伝統的なお菓子。冬の名物として人気。

太平洋沿岸域

ナナイモバー
(Nanaimo bar)

ブリティッシュコロンビア州ナナイモ市発祥のデザート。チョコレートクランチのベースに、カスタードクリームと溶かしたチョコレートのグレーズで作られる。

ケベック州

スモークミート
(Montreal-style smoked meat)

牛のブリスケットを塩漬けし、香辛料でマリネしてから燻製・蒸し調理する伝統的な肉料理。モントリオールの代表的デリカテッセン料理で、ユダヤ系の食文化がルーツ。

トゥルティエール
(Tourtière)

豚や子牛肉、牛肉、魚肉などとジャガイモで作られる、ミートパイの一種。ケベック州ではクリスマスイブと大晦日の定番料理。

プーティン
(Poutine)

フライドポテトの上にグレイビーソースとチーズカードをかけた料理。現在ではカナダ全土で人気のファーストフードとして知られている。

モントリオールベーグル
(Montreal-style bagel)

ニューヨークのベーグルよりも小ぶりで密度が高く、もちもちとした食感が人気のベーグル。蜂蜜を加えた水で煮てから焼くため、ほんのり甘い。

【全3種】カナダの飲料一覧

カナダでよく飲まれる飲み物の一覧です。

アイスワイン
(Canadian Icewine)

主にオンタリオ州を中心にして作られているデザートワイン。手作業で収穫した、氷点下約−8℃以下で凍結したブドウを使って作られる。口の中でとろけるような甘みを持つ。

カナディアン・ウイスキー
(Canadian whisky)

主にトウモロコシやライ麦を使用して作られるカナダ産ウィスキー。日本では世界五大ウィスキーの1つとみなされている。「カナディアン・クラブ」などの銘柄が有名。

シーザー
(Caesar)

アルバータ州カルガリー発祥のカクテル。ハマグリエキス入りのトマトジュースをベースに、ホットソースや塩・胡椒を入れ味付けしている。

【全10種】代表的なカナダ料理の食材一覧

カナダ料理によく用いられる食材の一覧です。

アメリカバイソン
(American bison)

牛肉に非常に似た味だが、脂肪とコレステロールは牛肉よりも低くタンパク質は牛肉よりも高い。しっかりしていながらもクセが少なく上品な味。

トナカイ
(Caribou)

カナダでは「カリブー」と呼ばれるがトナカイのこと。カナダの先住民が古くから活用してきた重要な食材。脂肪分が少なく、高たんぱくかつ低脂肪。

カラフトマス
(Pink salmon)

日本でも食べられる最も一般的な種類のサーモン。肉質はやわらかく、サケ科魚類の中では脂分が多いことで知られる。身は明るいピンク色。

キングサーモン
(Pink salmon)

日本では「マスノスケ」とも呼ばれる、大型の高級サーモン。サケ科魚類の中でも特に脂肪分が多く、美味とされている。

スチールヘッド
(Steelhead)

ニジマスと異なり海に回遊する習性を持つ、沿岸型のニジマス。ニジマスよりも大きく、味はサーモンに近い。クセがなく程よい脂と弾力のある身が人気。

パシフィック・オヒョウ
(Pacific halibut)

体長は最大で2.5m超、体重230キロ超にもなる超大型魚。脂が少なめで、身はきめ細かくてふんわりとした食感。

紅鮭
(Sockeye salmon)

「レッドサーモン」とも呼ばれる、カナダで最も一般的な種類のサーモン。ブリティッシュコロンビア州のコーストサリッシュ族が主食としていることでも知られる。

北極イワナ
(Arctic char)

サーモンとマスの中間のような性質を持つサケ科の魚。オレンジ色からピンク色の身を持ち、サーモンよりも僅かにさっぱりした味わい。

ハニーディルソース
(Honey dill)

カナダのマニトバ州で有名な、蜂蜜、マヨネーズ、乾燥ディルからなる調味料。揚げ物のディップソースとして人気がある。

メープルシロップ
(Maple syrup)

カエデの樹液を煮詰めて作られるカナダの特産品。甘みと豊かな風味が特徴で、樹液を集めて煮詰めることで濃厚なシロップとなる。

【2025年4月最新版】日本国内のカナダ料理レストラン一覧

日本にカナダ料理レストランは3軒あります。(2025年4月現在)
下のマップを保存して、是非カナダ料理店の制覇を狙ってみてください!

関東

関西

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参考文献

書籍
・JTBパブリッシング, 『るるぶカナダ’24』 , JTBパブリッシング, 2023/8/28
・地球の歩き方編集室, 『世界のグルメ図鑑 116の国と地域の名物料理を食の雑学とともに解説-本場の味を日本で体験できるレストランガイド付き!』 ,学研プラス, 2021/7/26, p162-163

WEB
・「食べる」, カンボジア王国観光省, https://cambodiatourism.or.jp/contents/food/, (参照 2025-04-11)
・「About The Cambodian Rice」, CambodianRiceFestival , http://crf.org.kh/CambodianRiceFestival/contents/?view=detail&id=3, (参照 2025-04-11)

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