グリークサラダ(χωριάτικη σαλάτα)とは、トマトとキュウリ、フェタチーズなどを使った、ギリシャで親しまれているサラダ料理です。
グリークサラダの概要
名前の由来:ギリシャのサラダであることから
「グリーク」は英語でギリシャの + サラダ
グリークサラダは、ギリシャで親しまれている新鮮な野菜とチーズを使った夏のサラダです。トマト、キュウリ、玉ねぎなどの野菜、カラマタオリーブ、スライスおよびキューブ状のフェタチーズをオレガノやレモン汁、オリーブオイルで味付けした料理です。地域や店によってはピーマンやケッパーの実が加えられることもあります。
海外ではレタスが使われることもありますが、伝統的なグリークサラダにはレタスは含まれません。これは、グリークサラダが夏に収穫される野菜を使ったサラダであるのに対し、レタスはギリシャでは冬の野菜であるためです。ギリシャの農家が常備している材料が使われることから、農家の朝食や昼食として考えられており、ギリシャ語では「田舎風サラダ」(ホリアティキサラタ)と呼ばれています。また、ギリシャでは皿に残ったオリーブオイルと野菜の水分をパンにつけて楽しむ「παπάρα」(パパラ)という文化があります。
グリークサラダの歴史

次にグリークサラダの起源に迫ってみましょう。
グリークサラダの起源は、意外と最近のこと。1960年代にアテネのプラカ地区のレストラン経営者によって考案されました。当時、政府が主要な食材を使用するサラダの価格に対し上限を設定していたため、経営者はフェタチーズのブロックをサラダに追加することで価格規制を回避し、これが現在のギリシャサラダの原型となりました。
グリークサラダは、「地中海式ダイエット」として知られるギリシャの食生活の代表的な料理であり、新鮮な野菜、健康的な脂肪、低カロリーの食材で構成されているため、健康的な食事として海外でも人気が高いです。
グリークサラダの主な材料
グリークサラダの主な材料は以下の通りです。
グリークサラダのレシピ
以下はギリシャのサイトで紹介されていた、グリークサラダのレシピです。
①トマト2個を半分に切り小さく切ってボウルに入れ、塩少々を加えて置いておきます。もう一個のボウルに蜂蜜大さじ2を入れて酢大さじ2を加え、蜂蜜が溶けるまでかき混ぜます。
②トマトの入ったボウルにドレッシングを移して混ぜ、きゅうり1本を半月切りにします。それをトマトと一緒にボウルに入れて置いておきます。
③ピーマン1/2個を細切りにして残りの材料と一緒にボウルに入れ、玉ねぎ1/2個をかなり薄くスライスし、ボウルに入れます。
④酢大さじ1杯を加えて混ぜ、塩少々も加えます。オリーブ50g、フェタチーズ150g、コショウ少々、オレガノ大さじ1、オリーブオイル大さじ4を加え、完成。
参照記事:Χωριάτικη σαλάτα
グリークサラダのバリエーション
以下はギリシャのグリークサラダのバリエーションです。
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以下は地域ごとのバリエーションです。
ギリシャ北部グリークサラダ
ギリシャ北部で食べられているグリークサラダで、パセリが使われる点が特徴。
クレタ島サラダ(Κρητική Σαλάτα)
クレタ島で食べられているグリークサラダで、ラスクが添えられる点が特徴。
ティノス島サラダ(Σαλάτα Τήνος)
ティノス島で食べられているグリークサラダ。ケッパーやバナナピーマンが使われ、塩味をプラスするために新鮮な海藻が加えられることもあります。
ナクソス島サラダ
パロス島とナクソス島で食べられているグリークサラダ。特に夏の間は、サラダに甘みを加えるために角切りのスイカが加えられることが特徴。
ヒドラ島スタイルグリークサラダ
ヒドラ島で食べられているグリークサラダ。他の地域ではキュウリは皮をむかずに食べられることが多いのに対し、キュウリの皮がむかれる点が特徴。
グリークサラダに似た他国の料理
アメリカ式グリークサラダ(American Greek salad)
レタス、トマト、角切りにしたフェタチーズ、オリーブが使われる。キュウリや唐辛子のオイル漬け、ピーマン、玉ねぎ、ラディッシュが用いられることもあり、地域差がある。
カチャンバー(कचुम्बर सलाद)
刻んだ新鮮なトマト、キュウリ、タマネギ、青マンゴー、レモン汁などを使ったインドのサラダ。「カチャンバー」とはヒンディー語で刻んだ野菜という意味。
イスラエル風サラダ(סָלָט יְרָקוֹת יִשְׂרְאֵלִי)
トマト、タマネギ、キュウリ、ピーマンまたは唐辛子を細かく刻んだサラダ。ほとんどのイスラエル料理の付け合わせにされる、定番の料理。
アフガンサラダ
トマト、キュウリ、タマネギ、コリアンダー、ミント、ライム汁を使って作られるサラダ。唐辛子やキャベツ、パセリが使われることもあり、現地の言葉では「サラタ」として知られている。
シラジサラダ(سالاد شیرازی)
南イランのシーラーズが発祥のサラダ。キュウリ、トマト、タマネギ、オリーブオイル、ハーブ、スパイスなどが使われ、肉料理のサイドとしても食べられる。
チョバン・サラタス(Çoban salatası)
細かく刻んだトマト、キュウリ、ピーマン、タマネギ、イタリアンパセリで作られるサラダ。レモン汁、オリーブオイル、塩で味付けされる。
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カチュンバリ(Kachumbari)
刻んだトマト、玉ねぎ、唐辛子、ライムやレモンの汁などを使った東アフリカおよび南部アフリカのサラダ。ヒンディー語の「カチャンバー」がスワヒリ語に取り入れられ、名付けられた。
ピコ・デ・ガヨ(Pico de gallo)
トマト、タマネギ、セラーノペッパー、ライム、コリアンダーから作られるソースの一種。ソースと言っても汁気はほぼないため、実際はサラダに近い。
ショプスカサラダ(Shopska salad)
角切りにして食塩を振ったトマト、キュウリ、タマネギなどの野菜にオイルを振ってマリネしたサラダ。仕上げに「シレネ」というチーズが使われることが特徴。
セルビア風サラダ(Shopska salad)
さいの目切りにした新鮮なトマト、キュウリ、玉ねぎから作られるサラダ。オイルと塩、唐辛子を使って風味づけられる。
同名の別料理
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グリークサラダの豆知識
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グリークサラダを試すなら
グリークサラダは楽天・Amazonで買えません。
ただ、日本にあるギリシャ料理屋さんでグリークサラダを食べることが可能です!



