スリランカ料理徹底解説!シンハラ語の料理名一覧&おすすめグルメ20皿

スリランカ料理一覧 アジア料理

スリランカ料理とは、スリランカの伝統的な料理で、スパイスとココナッツミルクをふんだんに使った甘みと辛さのバランスが絶妙な点が特徴です。

スリランカについて

国名 スリランカ(正式名称:スリランカ民主社会主義共和国)
人口 約2322万人(出典:worldometers, 2025年3月時点)
面積 65,610㎢(日本の約0.8倍)
首都 スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ
通貨 スリランカ・ルピー
言語 シンハラ語、タミル語
民族 シンハラ人74.9%、タミル人15.3%、スリランカ・ムーア人9.3%
宗教 仏教徒70.1%、ヒンドゥ教徒12.6%、イスラム教徒9.7%、キリスト教徒7.6%
独立 1948年、イギリスより
国旗

スリランカ国旗画像

スリランカ料理の概要

スリランカ

スリランカ料理は、スリランカの豊富で新鮮なスパイスと、香り高いココナッツミルクを活かした独特の味わいが特徴です。歴史的に多くの国々と貿易や交流を行ってきたため、南インド、東南アジア、ポルトガル、オランダ、アラブなどの影響を受けながら、独自の食文化を形成してきました。インド洋に面しているため、魚やエビなどのシーフードも重要な役割を果たしています。そして、野菜をたっぷり使った油分控えめの料理も多く、マイルドで優しい味付けもスリランカ料理の魅力です。

料理素材に関してはスパイスの使い方が際立っており、スリランカシナモンと黒コショウを多用することで、スリランカ料理ならではの風味を生み出しています。インド料理に似た部分もありますが、ココナッツミルクやモルディブフィッシュ、様々な種類の唐辛子を多用するなど、異なる食材や調理法により異なる点も多いです。また、南インド料理と比較するとスリランカ料理は辛いことでも有名です。

主食は米で、特に粘り気のない長粒米が一般的に食べられています。加えて、米粉を使ったライスヌードルやパンも人気があります。

スリランカ料理の地域性

スリランカ料理の地域性は主に五つに分けられます。

北部(ジャフナなど)
南インドに近いため、タミル文化の影響を強く受けた料理が多く、インド風のスパイス使いが特に際立っています。カニなどのシーフード料理も豊富です。
東部(トリンコマリーなど)
イスラム教徒が多く住む地域で、タミル文化とイスラム文化の影響が融合した料理が特徴。香辛料を多く使ったスパイシーな味付けが魅力です。
中央部(キャンディなど)
山岳地帯に位置し、ココナッツやスパイスを豊富に使用する料理が発展。温暖な気候のため、新鮮なフルーツや野菜もふんだんに使われます。お茶の生産地としても有名です。
西部(コロンボなど)
首都コロンボを擁するため、都市的な影響を受けた多様な料理が楽しめます。ヨーロッパの影響を受けたモダンな料理も多く、海に面しているためシーフード料理が豊富です。
南部(ゴールなど)
スリランカの伝統を色濃く残し、「ライス・アンド・カリー」文化を大切にする地域。歴史的にも重要なエリアであり、スリランカ独自の味を守る料理が多いのが特徴です。

【全20品】スリランカ料理の一覧

スリランカで食べられている、スリランカ料理の一覧です。

スリランカ全土

キリマール
(කිරි මාළු)

ココナッツミルクをベースにしたマイルドでクリーミーな魚料理。マグロなどの魚をターメリック、シナモンなどのスパイスと共に煮込んで作られる。

コットゥ
(කොත්තු)

「コットゥロティ」とも呼ばれる、ロティを細かく刻んで野菜や肉、魚の入ったカレーと一緒に炒めた料理。スリランカを代表するB級グルメで非常に人気がある。

カトゥレット
(කට්ලට්)

マグロやサバなどの魚と茹でたジャガイモ、スパイス、青唐辛子、玉ねぎを混ぜ衣をつけて調理する揚げ料理。イギリス統治時代に西洋の影響を受けて生まれた。

ピットゥ
(පිට්ටු)

蒸した円筒形の米に削ったココナッツを重ねて作られる蒸し料理。温かい状態でチャツネやサンボル、カレーなどが添えられ提供される。

カラピンチャバット
(කරපිංචා බත්)

ご飯にカリーリーフやタマネギやスパイス、唐辛子を混ぜた米料理。新鮮なカリーリーフを炒めてご飯に混ぜるため、独特の芳香が楽しめる。

キリバット
(කිරිබත්)

「ミルクライス」と訳されるココナッツミルクで炊いた米料理。祭日やお祝い事に欠かせない料理で、ひし形に整えて提供されることが多い。

ランプライス
(කිරිබත්)

スープストックで炊いた米に数種類のカレーにサンボルやフライなどをのせ、バナナの葉で包んでオーブンで焼いた米料理。オランダの影響を受けて生まれた。

インディ・アーッパ
(ඉඳි ආප්ප)

米粉から作られる南インドの伝統的麺料理。スリランカでも広く食べられており、皿に乗せて蒸し、おかずと共に食べることが多い。

コラキャンダ
(කොළ කැඳ)

生米、ココナッツミルク、葉野菜の搾り汁、スパイスから作られる伝統的なハーブ粥。コラキャンダを食べる習慣は仏教文化に由来しており、仏教の僧侶は朝に食べる。

ディヤバット
(කොළ කැඳ)

冷ました赤米にココナッツミルク、赤玉ねぎ、青唐辛子を加えたお粥。伝統的に朝食として食べられることが多い。

アーッパ
(ආප්ප)

米をオーブンで軽くローストしてから粉にし、ココナッツミルクと混ぜた生地を、フライパンで焼いて作られるパンケーキ。中心は厚めで周りは薄くサクサクとした食感。

キャウン
(කැවුම්)

米粉とクジャクヤシの糖蜜から作られる生地を揚げた、甘いペイストリー。オイルケーキとも呼ばれ、伝統的にスリランカの新年の際に食べられる。

アルヴァー
(අළුවා)

ローストした米粉またはジャガイモに、煮た糖蜜とカシューナッツ、カルダモンを加えて作られるデザート。ダイヤモンド型または正方形に成形されて提供される。

キリパ二
(කිරි පැනි)

水牛のミルクから作られたヨーグルトである「ミーキリ」に、クジャクヤシの花蜜をかけたデザート。陶器製の器で提供されることが多い。

コキス
(කොකිස්)

米粉とココナッツミルクから作る生地を油で揚げたデザート。スリランカの新年を祝う上で重要な料理で、オランダから入ってきたデザートだと考えられている。

シーナック
(සීනක්කු)

オランダ統治時代に島に定住したマレー系中国人の影響を受けて生まれたデザート。すりおろしたココナッツを添えて食べられるもち米のケーキ。

ビビッカン
(බිබික්කන්)

すりおろしたココナッツ、ココナッツ糖蜜、小麦粉から作られた、ケーキのような濃厚デザート。お祭りや宗教的な行事を祝うために作られ、食べられることが多い。

プシュナンブ
(පුස්නාම්බු)

ココナッツ糖蜜と小麦粉から作られた、薄めのケーキのようなデザート。カシューナッツやスパイスが加えられることもある。

ボロ・フィアド
(බොලෝ ෆියාඩෝ)

カシューナッツ、砂糖、ローズウォーターのフィリングを交互に重ねたデザート。ショートクラスト状の生地で作られたケーキで、ポルトガルの影響を受けて生まれた。

ワタラッパン
(වටලප්පන්)

ココナッツミルクと数種類のスパイスを使用して作られるプリンのようなデザート。イスラム教徒との関わりが深く、ラマダン明けの祝祭で食べられることが多い。

【全2種】スリランカの飲料一覧

スリランカでよく飲まれる飲み物の一覧です。

キリテー
(කිරි තේ)

濃く煮出した「ダスト」と呼ばれる等級の紅茶に、粉ミルクと砂糖を入れてミルキーに仕上げた濃くて甘いミルクティー。

ライオンビール
(ලයන් බියර්)

アジア最古の醸造所で生産される国民的ビール。紅茶の名産地として知られるヌワラエリヤの湧き水を使用して作られています。

【全1種】代表的なスリランカ料理の食材一覧

スリランカ料理によく用いられる食材の一覧です。

ココナッツの果肉をすりおろして絞った白い液体で、料理からデザートにまで幅広く使われる。濃厚でコクがあり、健康効果も期待できる食材。

【2025年4月最新版】日本国内のスリランカ料理レストラン

日本にもスリランカ料理レストランは165軒あります。(2025年4月現在)
その中でも、「アジア・エスニック TOKYO 百名店」に選ばれたお店を6軒ご紹介します。

関東

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参考文献

書籍
・地球の歩き方編集室, 『世界のグルメ図鑑 116の国と地域の名物料理を食の雑学とともに解説-本場の味を日本で体験できるレストランガイド付き!』 ,学研プラス, 2021/7/26, p62-63

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