スーパ・ロニョンとは?歴史・レシピ・豆知識を徹底解説!

スーパロニョンとは フランス料理

スーパ・ロニョン(Soupe à l’oignon)とは、バターで炒めたあめ色玉ねぎとチーズを組み合わせた、フランスで親しまれているスープ料理です。

スーパ・ロニョンの概要

名前の由来:玉ねぎスープであることから
「スーパ」はフランス語でスープ + 「ロニョン」はフランス語で「玉ねぎ」

スーパ・ロニョンは、フランスで親しまれている玉ねぎを使ったグラタン風スープです。スライスしたタマネギをバターでじっくりとあめ色になるまで炒めて煮込み、グラタン状にしたクルトンか、チーズをのせたパンなどがトッピングされます。

二日酔いに丁度良い優しさと味わいであることから、フランスでは「二日酔いに効くスープ」として国民に親しまれています。英語では「フレンチオニオンスープ」日本語では「オニオングラタンスープ」として知られており、フランス料理の中でも人気の一品です。

スーパ・ロニョンの歴史

スーパロニョン

次にスーパ・ロニョンの起源に迫ってみましょう。

スーパ・ロニョンの起源は、古代ローマ時代にまで遡り、当時は「貧者のスープ」として知られていました。​これは、タマネギが栽培しやすく、庶民にも手に入りやすかったためです。フランスにおいては、現代のオニオンスープと同じものが17世紀頃に登場したとされています。​一部の伝説では、ルイ15世が狩猟小屋で眠ってしまい、夜中に空腹で目を覚まし、手元にあったタマネギ、バター、シャンパンを使ってこのスープを作ったとも言われています。

さらに他の説として、18世紀にフランスの発明家ニコラ・アペール(世界初の缶詰工場を創設したことで知られています)が、ルイ15世の義父であるスタニスワフ・レシチニスキにこのスープを提供し、その味を気に入ったレシチニスキがヴェルサイユ宮殿で広めたという逸話もあります。

19世紀になると、パリの「レ・アル中央市場」で、あるレストラン経営者がスープにすりおろしたチーズを加え、オーブンで焼くスタイルを考案しました。​この調理法が、近所の労働者や夜更かしをする人々の中で話題となり、オニオングラタンスープは「グラティネ・デ・アル」として知られるようになりました。この頃から、スーパ・ロニョンはシンプルで素早く作れるパリ料理の象徴となりました。

スーパ・ロニョンの主な材料

スーパ・ロニョンの主な材料は以下の通りです。

スーパ・ロニョン
  • 玉ねぎ
  • パン:バゲット、クルトンなど
  • チーズ:グリュイエール、コンテ、エメンタールなど
  • スパイス・調味料:バター、ビーフストック、白ワインなど

スーパ・ロニョンのレシピ

以下はフランスのサイトで紹介されていた、スーパ・ロニョンのレシピです。

①玉ねぎ6個を4つに切り、さらに4つをそれぞれ短い細切りにします。大きめの鍋にバター55gを入れ、中火で時々かき混ぜながら玉ねぎを15分間炒めます。

②絶えずかき混ぜながら鍋底をこすり、強火で15分間または玉ねぎがキャラメル色になるまで調理を続けます。赤ワイン125mlとコニャック30mlでソースを煮詰め、水分がなくなるまで煮詰めます。

③チキンスープ1Lとビーフストック1L、軽くトーストしたパン粉15g、ナツメグ1つまみを加えてよく混ぜます。

④沸騰したら中強火で30分ほど、またはスープが半分になるまで煮ます。塩とコショウを加え味を調えます。4つのボウルにスープを均等に注ぎます。

⑤トーストした厚さ約1cmのバゲットパン12枚を用意し、ニンニクを軽くすり込みます。スープボウル1つにつきチーズ30gを加え、各スープの上にパンを3つおきチーズ20gずつを振りかけます。

⑥チーズが溶けてきつね色になるまで5分間焼き、完成。

参照記事:Soupe à l’oignon (la meilleure)

スーパ・ロニョンのバリエーション

以下はフランスのスーパ・ロニョンのバリエーションです。

卵黄トゥーレン・ボルドレー(Tourin Bordelais)
イギリスの料理作家エリザベス・デイヴィッドが考えたスープ。玉ねぎをラードで柔らかくしてから水で煮込み、風味をつけるために卵黄を加えて提供する。

ラードオーヴェルニュ風グラタンスープ(la soupe à l’oignon d’Auvergne)
羊飼いが伝統的に作っていたスーパ・ロニョン。保存の効く食材が使われていることが特徴で、バターの代わりにラード、チーズもトム・ド・サヴォワが使われる。

以下は地域ごとのバリエーションです。

白ワイングラティネ・リヨネーズ(Gratinée lyonnaise)
レオン発祥のより豪華に作られたスーパ・ロニョンで、白ワイン、パン、場合によっては卵が使われ、溶けたグリュイエールチーズが厚くトッピングされたスープ。

スーパ・ロニョンに似た他国の料理

イタリア国旗ズッパ・ディ・チポッレ・アル・フォルノ(Zuppa di cipolle al forno)
エミリア=ロマーニャ州の料理で、薄切りにしたタマネギをブイヨンで煮た後、クロスティーニとおろしたパルミジャーノ・レッジャーノをかけて焼き上げるスープ料理。

同名の別料理

COMING SOON

スーパ・ロニョンの豆知識

COMING SOON

スーパ・ロニョンを試すなら

スーパ・ロニョンは楽天・Amazonでスーパ・ロニョンの素が売られており、気軽に試してみることができます。

また、日本にあるフランス料理屋さんでもスーパ・ロニョンを食べることが可能です!

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました