パットガパオとは?歴史・レシピ・豆知識を徹底解説!

パットガパオとは アジア料理

パットガパオ(ผัดกะเพรา)とは、肉または魚介類をバジルや調味料で炒めた、タイで親しまれている炒め料理です。

パットガパオの概要

名前の由来:ホーリーバジルを炒めることから
「パット」はタイ語で炒める + 「ガパオ」はタイ語でホーリーバジル

パットガパオは、タイで親しまれている、肉や魚をバジルと炒めた炒め料理です。一般的に鶏肉や豚肉、牛肉、シーフードを使い、ニンニク、唐辛子と共に炒めてホーリーバジルを加え、香り高くスパイシーに仕上げるのが特徴です。仕上げにナンプラーやオイスターソース、砂糖などで味を調え、ご飯と一緒に食べることが多く、基本的に目玉焼きが添えられます。

バンコクを中心にタイ全土の屋台や食堂で手軽に食べられる「国民的ファストフード」とも言える存在で、シンプルな材料と短時間でできる調理法が魅力です。忙しい日のランチや夜食にも適しており、外国人だけでなく、タイ人にとっても定番メニューのひとつです。

また、日本をはじめとする外国では「ガパオライス」として知られており、ご飯と共に出てくることがほとんどです。

パットガパオの歴史

次にパットガパオの起源に迫ってみましょう。

パットガパオの起源は、明確には分かっていませんが、タイにおいてガパオ(ホーリーバジル)は長い間重要なハーブとして扱われていました。1687年のフランス外交官ラ・ルーベールの回想録でホーリーバジルが言及されていることが確認されており、儀式にホーリーバジルを使用する、バラモン教から伝わったと考えられています。 1873年にブラッドリー博士が著した「アカラピタンサップ」には、カレーや薬に使われる香りのよい葉を持つ小さな野菜として、描写されています。

そして、パットガパオ自体は、おそらくラーマ7世の治世の頃、中国人がレストランで商売を始めた頃に生まれたと考えられています。当初はそこまで話題を集めませんでしたが、1957年頃、タイの経済が都市部に集中し、労働者層の増加とともに手早く栄養価のある料理が求められるようになったことで、大衆の支持を得て急速に広まりました。特に1960年代以降、屋台文化の隆盛によりバンコクを中心に定番メニュー化し、現在では「学校の学食」「社員食堂」「家庭の晩ごはん」にも欠かせない存在です。

また、タイ政府による「タイ料理の世界的普及」政策の一環で、海外のタイ料理レストランでも定番メニューとして提供されるようになり、今では世界中で愛されるスパイシーな炒め料理として定着しています。

パットガパオの主な材料

パットガパオの主な材料は以下の通りです。

パットガパオ
  • :鶏肉、 豚肉 、牛肉、エビ、イカ、魚、ムール貝、カニ肉など
  • スパイス・調味料:ホーリーバジル、にんにく、唐辛子、ナンプラー、オイスターソースなど
  • トッピング:目玉焼きなど

パットガパオのレシピ

以下はタイのサイトで紹介されていた、パットガパオのレシピです。

パットガパオ

タイの「パットガパオ」のレシピです。
Course: 炒め料理
Cuisine: タイ料理
Servings: 2
Author: nnanthisin

Ingredients

  • 400 g 豚の首肉
  • 50 g バジルの葉
  • 2 ニンニク
  • 12 赤唐辛子
  • 6 乾燥赤唐辛子
  • 1 大さじ ナンプラー
  • 大さじ タイ醤油
  • 3 大さじ オイスターソース
  • ½ 大さじ 甘口醤油
  • ½ 大さじ 砂糖

Instructions

  • 豚の首肉を切り分け、好みに応じて細かく切り刻みます。乾燥唐辛子とニンニクも細かくなるまで叩きます。
  • フライパンを熱し、適量の植物油を加えて唐辛子とニンニクを香りが出るまで炒めます。香りが立ってきたら豚ひき肉を加え、香りが立つまで炒めます。
  • 豚肉が半分ほど火が通ったら、液体調味料と乾燥トウガラシ、砂糖を加えて、火力を強めてよく混ざるまで炒めます。
  • 味見をしてバジルの葉を加え、よく混ざるまで炒め、ご飯などに添えて完成。

パットガパオのバリエーション

以下はタイのパットガパオのバリエーションです。

鶏もも肉パットガパオガイ(ผัดกะเพราไก่)
鶏肉をガパオ(バジル)と一緒に炒めた料理で、香り高く、ガパオの風味がしっかり感じられる定番の品。どこのお店でも置いてある。

豚肉パットガパオムー(ผัดกะเพราหมู)
豚肉をガパオとともに炒めた料理で、豚肉の旨味とバジルの風味が融合した人気の一皿。

豚ひき肉パットガパオムーサップ(ผัดกะเพราหมูสับ)
豚のひき肉(サップ)を使ったパットガパオ。

スモークレバーパットガパオタップムー(ผัดกะเพราตับหมู)
豚のレバー(タップムー)を使ったパットガパオ。豚のレバーを使うことで、少し独特の風味が加わり、レバーの豊かな味わいが楽しめる。

豚パットガパオムークロップ(ผัดกะเพราหมูกรอบ)
カリカリに揚げた豚肉(ムークロップ)を使ったパットガパオ。カリカリに揚げた豚肉の食感と、バジルの香りが楽しめる料理。

牛肉パットガパオヌア(ผัดกะเพราเนื้อ)
牛肉を使ったバージョンで、豚肉や鶏肉とは異なる風味が楽しめる肉肉しい一品。

牛ひき肉パットガパオヌアサップ(ผัดกะเพราเนื้อสับ)
「ヌアサップ」は牛ひき肉のことで、定番のガパオ炒めの中でもコクと旨味がしっかり感じられる人気の一品。

ルクチンパットガパオルクチン(ผัดกะเพราลูกชิ้น)
「ルクチン」はつみれやミートボールのこと。豚・牛・魚の団子を使って手軽に作れる家庭風ガパオ。

海老パットガパオクン(ผัดกะเพรากุ้ง)
「クン」はエビ。ぷりぷりのエビがバジルの香りとよく合い、あっさりしつつも風味豊かな海鮮系ガパオ。

イカパットガパオプラームック(ผัดกะเพราปลาหมึก)
「プラームック」はイカ。やわらかいイカとスパイシーなソースが絶妙に絡む一皿。

タイ料理パットガパオルアムミット(ผัดกะเพรารวมมิตร)
「ルアムミット」は「ミックス」を意味し、豚・鶏・牛など複数の肉類や魚介も含まれた、ミックス具材のバジル炒め。食べ応えがある一皿。

シーフードパットガパオルアムミットターレ(ผัดกะเพรารวมมิตรทะเล)
「ターレ」は「海=シーフード」の意味で、エビ・イカ・ホタテなどの海鮮ミックスを使ったバジル炒め。香ばしいバジルとシーフードの旨みが絶妙にマッチする。

ピータンパットガパオカイヨーマー(ผัดกะเพราไข่เยี่ยวม้า)
「カイヨーマー」はピータン(アヒルの卵の発酵卵)のことで、独特の風味とコクを持つピータンをバジルと炒めたユニークな一品。

マッシュルームパットガパオヘット(ผัดกะเพราเห็ด)
「ヘット」は「きのこ」。ベジタリアン向けに人気のあるきのこを主役にしたガパオ炒めで、ヘルシーかつ満足感のある仕上がり。

以下は地域ごとのバリエーションです。

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パットガパオに似た他国の料理

台湾国旗台湾式パットガパオ(打拋豬)
台湾で定番のタイのガパオ。台湾の多くのタイ料理店では、元の料理に使われていたホーリーバジルの葉の調達が難しいため、タイバジルに加えてトマトを主な材料として加えている。

同名の別料理

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パットガパオの豆知識

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パットガパオを試すなら

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また、日本にあるタイ料理屋さんでもパットガパオを食べることが可能です!

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