ビルマ料理徹底解説!ビルマ語の料理名一覧&おすすめグルメ10皿

ビルマ料理一覧 ビルマ料理

ビルマ料理とは、ミャンマーの伝統的な料理で、まろやかなコクと酸味、辛味がバランスよく調和している点が特徴です。

ミャンマーについて

国名 ミャンマー(正式名称:ミャンマー連邦共和国)
人口 約5485万人(出典:worldometers, 2025年3月時点)
面積 約676,578㎢(神奈川県の海老名市くらい)
首都 ネピドー
通貨 チャット
言語 ビルマ語
民族 ビルマ族68%、シャン族9%、カレン族7%、ラカイン族4%、中国系3%、その他
宗教 上座部仏教87.9%、キリスト教6.2%、イスラム教4.3%、その他
独立 1948年、イギリスより
国旗

ミャンマー国旗画像

ビルマ料理の概要

ミャンマー

ビルマ料理は、豊かな文化と多様な民族背景が融合した食であり、地域ごとにも様々な特色があります。ビルマ料理を言い表す言葉として「ချဉ်ငန်စပ်(チンンガンサット)」というものがあり、これは「酸っぱい、塩辛い、辛い」という意味となります。このように、一皿で一度に様々な味を感じられる面白味を持っており、タイ料理、中国料理、インド料理の食文化を吸収し昇華した、唯一無二の味わいを感じられるのが、ビルマ料理の特徴です。

まず、全土に共通する点として、米を使った料理は多岐にわたっており、白ご飯に加え、米を使ったスープや炒め物などが食べられています。ほかには、米粉や小麦粉を使った麺類も主食としてよく食べられています。

スパイスやハーブは控えめに使われており、基本的には香りを引き立てる程度の使用です。基本的にはレモングラスやタマリンド、ニンニク、生姜、唐辛子などで料理に深みを与えます。近隣国と比べても辛味は抑えめで、発酵食品を多く使うことから近隣国と比べて独特な味わいの料理も多いです。一方で油の使用量は多く、煮込み料理を作る際には多くの油でスパイスを炒めることで、香りと旨味を引き出します。

ミャンマーでよく使われる、「果物の中ではマンゴーが最高、肉の中では豚肉が最高、野菜の中ではラペット(茶葉)が最高」という韻文は、まさにビルマ料理を見事に言い表したフレーズです。

ビルマ料理の地域性

ビルマ料理の地域性は主に三つに分けられます。

ミャンマー北部(ミッチーナーなど)
北部は、ビルマの中でも標高が高い山岳地帯であり、冷涼な気候が特徴です。このため、野菜や豆類が豊富に栽培され、シンプルでヘルシーな料理が好まれます。
ミャンマー東部(タウンジーなど)
タイやラオスと国境を接しているため、これらの国々の影響を強く受けた料理が特徴です。米の消費が多く、特に米粉を使った麺類や米を主としたスープなどが人気です。
ミャンマー南部(ヤンゴンなど)
南部は、ビルマで最も湿度が高く、熱帯気候に恵まれた地域です。この地域では魚介類が豊富で、新鮮な魚やエビを使った料理が主流です。

【全10品】ビルマ料理の一覧

ミャンマーで食べられている、ビルマ料理の一覧です。

ミャンマー南部

カッチーカイ
(ကတ်ကြေးကိုက်)

幅の広い平たいライスヌードルをイカの切り身、もやし、エビ、蒸したエンドウ豆、ネギ、胡椒、濃口醤油で炒めた麺料理。ミャンマー南部の沿岸都市ミェイク発祥。

ミャンマー全土

ラペットゥ
(လက်ဖက်သုပ်)

発酵させた茶葉を干しエビや揚げ豆、キャベツ、トマトなどと和えたサラダ。ニンニク、唐辛子、ライムなどで味付けされる。

ウェット・サー・
ドウク・トー
(ဝက်သားတုတ်ထိုး)

豚の耳、皮、軟骨、舌、肝臓などの内臓を薄口醤油やサトウキビ、スパイスとハーブで煮込んだ料理。ニンニクとチリソースに浸して食べられる。

オウン・タミン
(အုန်းထမင်း)

鍋に米、油、砂糖、塩とココナッツミルクを加え、蓋をして炊きこんだ米料理。肉や魚などのおかずを添えて食べられる。

ソーミン炒飯
(စိုးမြင့်ကြော်)

細かく刻んだ豚肉、カリフラワー、豆類などの野菜とご飯を一緒に炒めた炒飯。ヤンゴン大学の学生であったソーミンさんにちなんで名付けられた。

タミンジョー
(ထမင်း‌ကြော်)

茹でたエンドウ豆、玉ねぎ、ニンニクと一緒に炊いた短粒米を炒めた、ビルマ風炒飯。目玉焼きなどがトッピングされ、朝食としても食べられる。

ダンバウ
(ဒန်ပေါက်)

鶏肉または羊肉を使ったビルマ風のビリヤニ。マンゴーピクルス、スライスした玉ねぎ、発酵ライムとレモン、揚げた乾燥唐辛子、スープなどが添えられる。

オンノ・カウスェー(အုန်းနို့ခေါက်ဆွဲ)

魚醤で味付けしたココナッツミルクのスープの中に小麦麺とカレーで味付けした鶏肉を入れた麺料理。ビルマ料理を代表する料理の一つ。

モヒンガー(မုန့်ဟင်းခါး)

ナマズなどの魚から取った出汁を魚醤やハーブ、スパイスで味付けし、米麺を入れた麺料理。ミャンマーの国民食として知られている。

ノウ・タミン(နို့ထမင်း)

水で洗った米を牛乳と一緒に炊き、炊き上がった米を潰して米粉、塩、牛乳を加えてさらに炊き込んだもの。パームシロップや砂糖をかけて甘くして食べられる。

【全1種】ミャンマーの飲料一覧

ミャンマーでよく飲まれる飲み物の一覧です。

ラペイエ(လက်ဖက်ရည်)

茶葉から淹れた濃いブラックティーに砂糖やコンデンスミルクをたっぷり加えたミャンマー流のミルクティー。

【全1種】代表的なビルマ料理の食材一覧

ビルマ料理によく用いられる食材の一覧です。

ココナッツクリーム

ココナッツの果肉をすりおろし、水を加えて絞ることで得られる濃厚な液体。ココナッツミルクよりも脂肪分が多く、よりリッチな味わいで知られる。

ココナッツミルク

ココナッツの果肉をすりおろして絞った白い液体で、料理からデザートにまで幅広く使われる。濃厚でコクがあり、健康効果も期待できる食材。

【2025年4月最新版】日本国内のビルマ料理レストラン

日本にもビルマ料理レストランは37軒あります。(2025年4月現在)
下のマップを保存して、是非ビルマ料理店の制覇を狙ってみてください!

東京

中部

関西

九州

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参考文献

書籍
・地球の歩き方編集室, 『世界のグルメ図鑑 116の国と地域の名物料理を食の雑学とともに解説-本場の味を日本で体験できるレストランガイド付き!』 ,学研プラス, 2021/7/26, p40-41

WEB

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