台湾料理とは、海と山からの豊富な食材と調味料を活かした、多様で豊かな食文化が特徴です。
現在、107皿の料理、32杯の飲料、13種類の食材掲載中!
台湾について
台湾料理の概要

台湾料理は、地域性、歴史、文化を反映した多彩で風味豊かな食文化、そして素材の新鮮さとバランスの取れた味付けが特徴です。特に福建省や広東省などの中国本土からの影響を受けつつ、台湾独自の食材や調味料、約50年間に及ぶ日本統治時代の影響、台湾原住民の食文化が融合しています。
台湾は温暖な気候と豊かな自然に恵まれており、新鮮な魚介類や野菜、南国フルーツが豊富です。海に囲まれているためエビやカニ、牡蠣などの海鮮素材が多く使われます。外食文化が発展していることでも知られており、「小吃」(シャオチー)と呼ばれる軽食を出す屋台がずらりと並ぶ夜市は、台湾人のみならず外国からの観光客に人気のグルメスポットです。
複雑な味付けが好まれることが多い中国大陸の料理に比べると、台湾料理の味付けは比較的あっさりしており、飾らない素朴な料理が多いと言われています。「澄み切って、軽くて、新鮮で、まろやか」が台湾料理のポイントで、様々な調理法が用いられつつも、辛味や油っぽさは控えられる傾向があります。客家料理や日本料理の影響から塩味や醤油味が多いことも特徴です。
そして、中国と共通して食べられている料理も多いですが、比較的スープが多い点も台湾の特色の一つです。これは、初期の頃は中国からの移民が男性しか許されず、彼らが簡単に作れて栄養の取れるスープをよく飲んでいたことが影響しています。
さらに、仏教、道教、一貫道の「殺生の禁止」の教えから、人口の1割程度がベジタリアン、ヴィーガンであるとされているため、ベジタリアンレストランが多い点も独特です。肉や魚を用いない「台湾素食」は国内外で知られており、街では菜食主義の人でも簡単に食事を見つけることができます。
また、台湾では小麦と米の両方が主食として食べられています。日本統治時代以前は台湾で栽培されていた米のほとんどは長粒種のインディカ米でしたが、日本人が短粒種のジャポニカ米を持ち込み、台湾人の農業と食生活を急速に変えた影響により、現在でも台湾ではふっくらと香りがよい、やや硬くて甘い米が好まれています。このことも、一般的に、日本人の口に台湾料理が合うと言われている一因でしょう。
台湾料理の地域性

台湾料理の地域性は主に三つに分けられます。
北部(台北など)
首都台北を中心に発展しており、商業と経済の中心地でもあります。北部の料理は、比較的濃い味付けを好む傾向があります。
中部(台中など)
中部は豊かな自然環境と農業が盛んな地域で、新鮮な野菜や果物を使った料理が多いです。比較的あっさりとした味付けが特徴です。
南部(台南など)
温暖な気候で、台湾料理において最も甘くて辛い味付けが多い地域として知られています。特に台南は台湾料理の発祥地ともされ、伝統的な料理が多いです。
詳しく解説&郷土料理を解説した記事も是非ご覧ください!
【全107品】台湾料理の一覧
台湾で食べられている、台湾料理の一覧です。
(皮蛋豆腐)
冷やした豆腐の上に、刻んだり切ったりしたピータンをのせた前菜。唐辛子やパクチーなどが添えられ、タレがかけられて提供される。
(涼筍沙拉)
茹でたタケノコをカットし、台湾のマヨネーズと共に盛り付けたサラダ。5~6月がタケノコの旬とされており、その時期に人気がある。
(貢丸湯)
豚ひき肉に調味料を加えて練り上げた、弾力のあるミートボールを入れたスープ。スープは透き通った鶏ガラや豚骨の出汁ベースで、シンプルながら奥深い味わい。
(鹹豆漿)
温かい豆乳に醤油や油条、小エビや漬物が加えられた、朝食に食べられているスープ。好みで酢、醤油、胡椒、ラー油やごま油が加えられ、風味づけられる。
(蝦仁羹)
殻をむいたエビを細かく刻み卵と小麦粉を加えて作ったエビペーストを、沸騰したお湯に加えてとろみをつけたスープ。
(香菇雞湯)
乾燥または生の丸ごと椎茸とぶつ切りの鶏肉をじっくり煮込んだスープ。台湾の食堂や家庭料理として親しまれている。
(猪血湯)
出汁の効いたスープに、プルプルとした食感の豚の血を固めたものと、ニラなどが入っているスープ。鉄分補給に良いとされている。
(竹筍湯)
家庭料理としても人気の、出汁の効いたスープでタケノコを煮た料理。タケノコが旬の夏ごろに飲まれることが多い。
(金針湯)
ユリ科ワスレグサ属の植物である本萱草(ホンカンゾウ)の花の蕾を入れたスープ。滋養強壮にも良いとされており、排骨入りの「金針排骨湯」も人気。
(嘴邊肉湯)
柔らかくジューシーな食感が特徴の、豚の頬や口の周りの部位の肉を使ったスープ。透明感のあるあっさりした味わい。
(四神湯)
豚の胃袋や腸、スペアリブと、蓮の実など4種類の漢方の実が入った乳白色の薬膳スープ。夏の定番料理の一つ。
(菜頭湯)
大根を主役にした澄んだスープ。干しエビ、干し貝柱などと一緒に煮込まれることが多く、旨味が詰まった味わい。
(下水湯)
鶏や鴨の内臓肉を千切りにした生姜とネギを加えて煮込んだスープ。「下水」は「捨てるもの」の意で名づけられたという説が有力。
(花枝羹)
イカのすり身団子やゲソを入れたとろみのあるスープ。醤油ベースや黒酢、生姜、ニンニクで風味が付けられ、濃厚で香り高い味わい。
(味噌湯)
日本の統治の影響で台湾でも食べられるようになった味噌汁。豆腐やネギ、煮干しなどが具材に使われ、砂糖を入れて少し甘めに味付けされることが多い。
(羊肉羹)
ヤギ肉やタケノコ、キノコなどが入った、片栗粉などのデンプンでとろみを付けた熱いスープ。千切り生姜、醤油を加えて食べることが多い。
(魚丸湯)
魚のすり身を丸めた魚丸(つみれ)を煮込んだスープ。弾力のある魚丸の中には豚肉のあんが包まれており、食べ応えがある。
(鹹酥雞)
台湾の人気ストリートフードの一つで、タピオカ粉を使用した衣が特徴の肉料理。鶏肉や鶏皮、砂肝といった部位を野菜や豆腐と揚げている。
(五更腸旺)
豚の腸とアヒルの血を固めたものを、辣豆瓣醬や花椒などと炒めた、台湾発祥の四川風料理。
(九尾雞湯)
滋養強壮に良いとされる「九尾草」という植物と、枸杞の実、生姜、朝鮮人参などを入れたスープで烏骨鶏を煮た料理。
(三杯雞)
鶏モモと手羽肉を台湾バジルと一緒に炒めた肉料理。醤油・酒・ごま油を同じ割合で3杯利用することから、この名前が付けられた。
(鹽水雞)
肉質もしっかりしていて噛み応えがある親鳥を塩茹でし、冷やしてカットした後、様々な野菜とソースと一緒に提供される料理。
(獅子頭)
ネギやショウガなどを練りこんだ豚挽き肉を大きく成形し調理した中華風の肉団子。元は江蘇料理だが台湾でも広く食べられている。
(香雞排)
台湾の人気ストリートフードの一つで、特に屋台やフードコートでよく見かける料理。五香粉など、台湾特有の香辛料や調味料が効いた香ばしい風味。
(薑母鴨)
アヒル肉などをゴマ油、生姜、米酒、漢方薬が入ったスープで煮込んだ肉料理。現在では台湾の冬に食べられる鍋料理の定番となっている。
(小籠包)
薄い皮で肉餡とスープを包んだ上海名物の点心のひとつ。一口サイズながら中にスープが入っており、噛むとじゅわっと肉汁が広がるのが特徴。
(台湾紅焼肉)
豚肉に醤油や紅麹などの調味料で味付けをし衣をつけて揚げたり、焼いたりした肉料理。食べやすい大きさに切り分けられて提供され、お粥に添えられることも多い。
(桶仔雞)
ドラム缶のような大きな窯で焼き上げたローストチキン。調理に手間がかかり地鶏が使われるため、ほとんどのお店は田舎や山の中にある、隠れた名物肉料理。
(黑白切)
豚肉や鴨肉などを茹でてスライスし、醤油やおろしニンニク、ラー油などのディップソースと一緒に提供される料理。
(花生猪脚)
ピーナッツと豚のすね肉を様々な漢方や醤油で長時間煮込んだ料理。豚のモチモチ感と柔らかい食感が絶妙。
(麻油雞)
鶏肉を米酒と胡麻油で煮た料理。「出産で失われた血は麻油鶏で補完することが出来る」と言われ、産婦が食べる習慣がある。
(梅干控肉)
台湾客家料理を代表する伝統的な肉料理。厚切りにした豚のバラ肉を梅干菜と一緒に、醤油や砂糖などでじっくりと煮込んだ後に蒸しあげた一皿。
(藥燉排骨)
漢方入りの薬膳スープで豚のスペアリブを煮込んだ肉料理。ヤギ肉を使用した「藥燉羊肉」も人気がある。
(夜一牛排)
夜市などで人気のある鉄板焼きスタイルのステーキ料理。鉄板で焼いたビーフステーキに、たっぷりの黒胡椒ソースやマッシュルームソースなどをかけて提供される。
(蚵仔酥)
牡蠣にさつまいもでん粉やタピオカでん粉をまぶして揚げた、台湾風のカキフライ。一般的には香りをつけるため台湾バジルと一緒に揚げられる。
(蚵仔煎)
日本では「牡蠣オムレツ」としても知られている屋台グルメの代表格。小ぶりの牡蠣と野菜を炒め、水溶き片栗粉などでとじられている。卵は使われないこともある。
(鹹蜆仔)
タイワンシジミをたっぷりのニンニクと一緒に、酒と醤油で炒めた料理。シンプルながらも濃い味付けはパンチがあり、お酒のおつまみにも最適。
(豆鼓鮮蚵)
黒豆の発酵調味料である豆鼓を使って牡蠣を炒め合わせた台湾の家庭料理。生姜やニンニク、ネギなどの香味野菜も効いており、おつまみにも最適。
(炸花枝丸)
コウイカのすり身で作った団子を素揚げにした料理。串に刺された状態で屋台で売られていることもある。
(香腸)
人気の屋台グルメの一つで、ほんのり甘い脂身の多い豚肉のソーセージ。数種類あり、もち米が使用されていることもある。
(大腸)
もち米、ピーナッツ、ニンニク、醤油などを豚の腸に詰め、蒸したり焼いたりして調理されるソーセージ。肉は使用されていないものの、食べ応えがある。
(大腸包小腸)
日本では「台湾のホットドッグ」と呼ばれる台湾夜市の名物グルメ。もち米で作られた「大腸」で豚肉のソーセージを挟んだユニークな料理。
(鹹湯圓)
台湾客家料理のひとつで、もちもちした湯圓の中に肉や椎茸などで作られた餡が入っているスープ。豚骨ベースのスープが湯圓や青菜によく絡む。
(水餃)
日本では水餃子として知られている、小麦粉で作った皮で肉や野菜などの餡を包み茹でた料理。もっちりとした食感の皮が特徴で、中の具材のバリエーションは様々。
(燙青菜)
茹でた青菜を使ったお浸しのような料理。店によっては肉の煮汁をかけたり、肉の煮込みをのせたりと、いくつかバリエーションがある。
(茶葉蛋)
茹で卵の殻にヒビを入れ、茶葉や八角、醤油で煮込んだ料理。定番の軽食で、屋台のほかコンビニでも売られている。
(滷筍絲)
タケノコを発酵させて作られるメンマを、醤油や塩などで煮た料理。油飯やルーローファンなど米料理の付け合わせとして好まれる。
(滷蛋)
固ゆでにした卵の殻を剥いて、醤油やスパイスを加えたタレで数時間煮込んで作られる。中華味の味玉。
(茭白炒肉絲)
中国南方エリア及び台湾で食べられている豚肉とマコモダケの炒め料理。肉とマコモダケを醤油や酒で味付けし炒めることでシンプルながらも奥深い味わい。
(客家小炒)
ネギやセロリ、干しイカ、塩豚、干し豆腐などを細切りにしてソースで炒めた料理。「炒肉」とも呼ばれ、台湾で最も一般的な料理の一つ。
(臭豆腐)
発酵液につけて発酵させた豆腐で、独特の刺激のある匂いが特徴。辛いソースや甘酢、ニンニクソースと一緒に食べることが一般的。
(三色蛋)
卵とピータン、塩卵を蒸し上げた、その名の通り調理法の異なる三色の卵を使った料理。浙江料理または福建料理として考えられているが、台湾でも広く食べられている。
(鍋貼)
底をカリッと焼き上げた焼き餃子。豚肉やニラ、キャベツなどの具材が使われることが多い。家庭や食堂で見かけるメニュー。
(蘿蔔糕)
日本では「大根餅」と呼ばれている、茹でた大根を使った一品。潰した大根を豚ひき肉や小エビ、米粉などと混ぜて成形し、蒸した後にカリッと焼き上げて作られる。
(菜脯蛋)
たくあんに似た塩漬けの大根(菜脯)を塩抜きして卵と一緒に炒めた一品で、宴会料理の一つ。菜脯の風味が卵に染み込み、塩気と旨味が絶妙に調和している。
(月亮蝦餅)
味付けしたエビのすり身を、春巻きの皮に挟んで焼き上げた台湾風タイ料理。主に前菜として食べられ、チリソースが添えて提供される。
(鴨滷飯)
アヒルを蒸して細切りにしたものと、ルーローファンの肉を半分ずつご飯の上に乗せた料理。キュウリの漬物やたくあんなどが添えられる。
(鴨肉飯)
アヒルを蒸して細切りにしてご飯の上に乗せ、フライドエシャロットとアヒル油をかけた米料理。
(筒仔米糕)
もち米と椎茸、紅蔥頭を油で炒め、醤油、塩、酒で味付けして竹筒で蒸した米料理。店によっては、煮豚、ひき肉、切り干し大根などをトッピングするところもある。
(排骨飯)
骨付きのスペアリブ肉を醤油ベースのスパイス入りタレで煮込み、ご飯の上にのせた料理。レストランではもちろん、駅弁のメニューとしても人気。
(肉粽)
味付けしたもち米を豚肉の角煮や椎茸、ピーナッツ、香辛料と一緒に包み、蓮の葉で包んで蒸したちまき。外はもちもちで、内側の具材はジューシー。
(飯糰)
上海周辺発祥のおにぎり。蒸したもち米の中に豚肉の肉鬆、油条、酸菜、切り干し大根、煮卵、大豆フレークなどの具材を入れる。
(紅蠔米糕)
もち米に豚肉、干しエビ、椎茸、そして卵を抱いたワタリガニを加えて蒸し上げ、香り豊かに仕上げた米料理。シェアして食べるボリュームのある一皿。
(油飯)
水に浸したもち米を豚肉やシイタケのせん切り、ネギ、ニンニクなどと油で炒めた米料理。炒めた後、味付けされ蒸して作られる。祝い事にも欠かせない食事。
(滷肉飯)
甘辛い醤油ダレで煮込んだ豚肉を白ご飯にかけた丼料理。豚ひき肉または細切れ肉を使い、八角や五香粉などのスパイスで風味付けされるのが特徴。
(乾伴麺)
具がのった汁なし麺料理。茹でた麺の上にルーローハンの煮豚やネギ、茹で卵や野菜がトッピングされており、よく混ぜて食べられる。
(煠寡麵)
茹で上がった麺に刻んだネギと油だけを加えて食べる麺料理。自分の好みに応じて、酢、醤油、ラー油などの調味料を加えて食べられる。
(台式涼麵)
伊府麺や油麺などを茹でた後に冷やしてサラダ油で和え、ごまダレやピーナッツソース、醤油、酢、特製ダレと絡め、にんにくダレ、千切りにしたきゅうりを添えた麺料理。
(炒米粉)
米から作られた細いビーフンを豚の細切りやキャベツ、干しシイタケなどの具材と炒めた麺料理。味付けは塩ベースなのであっさりめ。
(鼎边趖)
水で練ってペースト状にした米粉を薄く伸ばし、エビ出汁や肉出汁で煮て火を通した麺料理。生地はロール状に丸まっていてユニークな見た目。
(台灣牛肉麵)
柔らかく煮込んだ牛肉とスパイスの効いたスープが特徴の麺料理。醤油ベースの濃厚スープ、あっさり塩味スープ等いくつも種類があり、台湾を代表する料理。
(排骨麺)
揚げた豚排骨がのった麺料理。肉は五香粉や醤油、酒などでシンプルに味付けされており、醤油ベースのスープとよく合う。
(麻醤麺)
ねっとりとした白ごまペーストや酢などを混ぜて作られたソースがかかった麵料理。茹でたてのストレート麺がソースによく絡み、食が進む一品。
(麺線)
牡蠣や豚肉、タケノコや梅ニンニクなどが加えられたトロミあるかつおだしのスープに、柔らかく細い麺がたっぷり入った料理。麺料理だがスプーンで食べるのが基本。
(肉粥)
鰹節や干しエビ、豚骨などで取った出汁で生米と豚肉を煮た、お粥料理。生姜の千切り、揚げたエシャロットがトッピングされ、朝食として人気。
(台灣菠蘿麵包)
日本のメロンパンや香港のポーローバンに影響されて生まれたパン。「台湾パン四天王」の一つで、中にバターなどの具を挟むこともある。
(芋頭饅頭)
台湾の原住民ルカイ族から伝わり広まったマントウの一種。小麦生地にタロイモペーストを巻き込んで蒸しあげられる。
(葱麺包)
台湾のパン屋さんで売られている定番のパンの一つ。生地の上に葱入りのスプレッドを乗せて焼いたもので、ふわふわもちもちとした生地との相性抜群。
(奶酥麵包)
小さな丸パンの中に、しっとりしたペースト状のカスタードクリームが入ったもの。ほんのりと塩味が効いた昔懐かしい味わい。
(花生麵包)
生地にピーナッツバターを巻き込んで焼き上げた昔ながらのパン。シナモンロールと組み合わせたものなど、近年はバリエーションも豊富。
(蘋果麵包)
台中発祥で、小麦胚芽と卵を使った発酵生地のプレーンなパン。名前は「林檎パン」という意味だが、林檎が使われていないものも多い。
(螺旋麵包)
日本のコロネが伝わって広まった。巻貝型のパンの中にチョコレート味などのクリームが入れられる。台湾語では「螺仔麭」と言う。
(肉鬆麵包)
中国語圏で広く食べられている、甘辛く味付けした豚肉でんぶを飾ったパン。中に具材を入れたり、でんぶを巻き込んだりと、様々なバリエーションがある。
(蛋餅)
小麦粉、片栗粉、もち米粉、水を混ぜて薄く伸ばし、卵のオムレツやチーズ、豚肉などの具材を包んだ料理。朝食メニューとして特に人気がある。
(蔥抓餅)
台湾の人気屋台フードのひとつで、層が多くサクサク・もちもちした食感が魅力のネギ入り中華風パイ。卵・チーズ・ハム・バジルなどが加えられることもある。
(麵粉粿)
小麦粉に塩、 ニラやみじん切りにしたネギ、コリアンダーなどを加えフライパンで焼いた料理。スープに入れて麺のように食べるバージョンもある。
(刈包)
真っ白でふかふかのほんのり甘い小麦バンズに、甘辛いタレで煮込んだ豚の角煮と高菜、ピーナッツ粉などを挟んだ台湾風バーガー。近年は様々な具材がある。
(厚餅夾蛋)
窯に貼りつけ炭火で焼いた香ばしい焼餅に、ネギ入りの卵焼きを挟んだサンドイッチ。油條が挟まれていることもあり、台湾の朝食の定番のひとつ。
(胡椒餅)
小麦生地に胡椒風味の豚肉餡を包み、釜で焼き上げた料理。表面はカリッと香ばしく、中はジューシーで胡椒が効いている。
(猪肉餡餅)
豚肉の餡を詰めた薄い生地で包み、香ばしく焼き上げたペイストリー。朝食や軽食としてよく食べられ、人気のある屋台料理。
(鳳梨酥)
バター、小麦粉、卵、砂糖を使ったサクサクのクッキー生地で、パイナップルジャムを包んで焼き上げたペイストリー。台湾土産の定番として親しまれている。
(芋頭酥)
タロイモを使った餡を薄紫色のサクサクの皮で包み焼き上げて作られる、伝統的なペイストリー。台湾土産としても人気。
(檸檬愛玉)
オーギョーチーという植物の種子から作られる台湾発祥のゼリー状デザート。レモンシロップや蜂蜜をかけてさっぱりと食べるのが一般的。
(螺仔饼)
カタツムリの殻の模様に似ていることから名づけられたクッキー。他には「猫耳朵」「猪耳朵」など動物の耳に例えられることもある。ほのかにニッキが香る伝統菓子。
(口酥餅)
1950年代に生まれた小麦粉とラード、卵を原料としたシンプルで伝統的なビスケット。型に押し込んで成形し、焼いて作られる。
(焼仙草)
仙草茶を温めてとろみのある食感にし、ピーナッツやタピオカ、緑豆などをトッピングした、冬によく食べられる定番デザート。
(車輪餅)
日本の今川焼から派生した屋台で人気のデザート。フルーツ入りの餡子や、キャベツのカレー炒め、タロイモなど様々な具材がある。
(狀元糕)
もち米粉を専用の木型に入れ、ピーナッツ餡や黒胡麻餡を詰めて蒸した伝統的なお菓子。縁起の良い食べ物とされており、試験前の受験生にも人気。
(雪花冰)
牛乳やチョコレートの味をつけた氷を、雪のようにフワフワに削ったかき氷。イチゴやマンゴーなどの果物をトッピングしたものが人気。
(草仔粿)
4月5日前後の清明節の時期に伝統的に食べられる餅菓子で、ゴギョウとして知られる「ハハコグサ」などが材料に使われる。小豆餡やゴマ餡、大根など様々な具材がある。
(剉冰)
やや粗めに削られた氷で作られるかき氷。マンゴーやパパイヤなどのフルーツ、豆腐プリン、タロイモなどの食材がトッピングされ、非常にボリュームのあるデザート。
(豆花)
大豆から作られるやわらかい豆腐のようなデザート。甘いシロップや黒糖、生姜汁、ピーナッツ、ハト麦などと一緒に提供されることが多く、冷温どちらでも食べられる。
(牛搵水)
中心に凹みを作って茹で上げたもち米のお団子を、黒砂糖と生姜で作ったスープに浮かべた客家系デザート。ピーナッツやゴマがトッピングされる。
(泡泡冰)
ジュースやシロップを混ぜて凍らせた氷を細かく削り、ピーナッツバターやフルーツなどとボウルで混ぜ合わせた、柔らかいシャーベット。
(粢粑)
客家系デザートのひとつで、柔らかく滑らかな食感のつきたての餅に、砂糖、ゴマや落花生の粉をまぶしたもの。
(花生湯)
皮無しのピーナッツを水と砂糖で甘く煮込んだデザートスープ。温かくしても冷たくしても食べられる。
(米苔目冰)
蒸した米をすり潰して作られる客家の麺が入ったかき氷。仙草ゼリーや豆などが一緒にトッピングされる。
(芋圓)
タロ芋から作る伝統的な台湾のデザート。冷たいもしくは温かいシロップをかけて提供され、豆花や刨冰のような他の台湾のデザートの上にトッピングされることもある。



【全32種】台湾の飲料一覧
台湾でよく飲まれる飲み物の一覧です。
(奇異汁)
キウイの生産も行われている台湾でよく見かけるフレッシュキウイのジュース。基本は水のみと混ぜて作られるが、店によっては氷や砂糖が使われることも。
(金結檸檬汁)
緑色の皮と酸味が強いことで知られる台湾のキンカンとレモンを組み合わせた酸っぱいフレッシュジュース。特に夏に人気がある。
(芭楽汁)
台湾でも生産されているグアバを使ったフレッシュジュース。缶や紙パックの市販品も人気がある。
(椰子水)
若いココナッツの内部にある透明な液体で、自然な甘みと爽やかな味わいが特徴。水代わりに飲まれることも多く、カリウムやマグネシウムなど、栄養も豊富に含まれている。
(甘蔗汁)
サトウキビの茎を圧搾して搾り出した甘い飲み物。自然な甘さに草のような風味があり、氷やレモン、生姜などが加えられることも多い。
(石蓮花蜜果汁)
嘉義県中埔郷の特産品としても知られる、食べられる多肉植物として人気の石蓮花を使ったフレッシュジュース。蜂蜜を加えて甘みが足されている。
(蕃茄汁)
日本でも定番として知られている、トマトを使ったジュース。甘酸っぱい梅を加えた「梅子蕃茄汁」も人気がある。
(百香果冰沙)
パッションフルーツを種と共に氷や水とミキサーにかけたスムージー。さっぱりした甘酸っぱいパッションフルーツの味が人気の飲み物。
(綜合果汁)
南国のためトロピカルフルーツがよく食べられる台湾で人気のミックスジュース。リンゴやパイナップル、ミカンなどの様々な果物のほか、野菜が使われることもある。
(檸檬汁)
緑色の皮が特徴的な台湾のレモンを使ったレモネード。日本のレモンより爽やかな風味とライムに近い味がさっぱりしていて夏に人気。

(酪梨牛奶)
よく熟れたアボカドと牛乳をミキサーにかけて作る、人気のドリンク。屋台で売られていることが多い人気の飲み物。
(草苺牛奶)
よく熟れたイチゴと牛乳をミキサーにかけて作る、冬に提供される人気のドリンク。屋台で売られているほか市販品も人気。
(西瓜牛奶)
よく熟れたスイカと牛乳をミキサーにかけて作る、夏に人気のドリンク。屋台で売られているほか紙パックの市販品も人気。
(香蕉牛奶)
よく熟れたバナナと牛乳をミキサーにかけて作る、人気のドリンク。屋台で売られているほか、缶や紙パックの市販品も人気の飲み物。
(木瓜牛奶)
熟したパパイヤと牛乳をミキサーにかけて作る、台湾発祥のドリンク。市販品としても売られており、冷たくして飲むのが人気。
(芒果牛奶)
熟したマンゴーと牛乳をミキサーにかけて作る、夏に人気の台湾のドリンク。屋台で売られているほか、缶の市販品も人気。
(緑豆沙牛奶)
緑豆を砂糖と煮込んだデザートスープ「緑豆沙」を牛乳と組み合わせた台湾のドリンク。緑豆ドリンクを提供する屋台で売られていることが多い。


(杏仁茶)
杏の種の中にある杏仁を砕いて煮詰めた飲み物で、白くてとろみのあるドリンク。滑らかな口当たりと上品な香りが特徴で、ほんのり甘い。
(混漿)
大豆から作られる「豆漿」と米から作られる「米漿」を混ぜた飲み物。朝食に人気の飲み物で、米漿を混ぜているためほんのり茶色い。
(甜豆漿)
大豆を水とともにすりつぶし、加熱して作った液体に砂糖を加えて甘くした飲み物。台湾では定番の朝食メニューで、油條(揚げパン)と一緒に食べるのが人気。
(米漿)
米、白ゴマ、煎ったピーナッツ、ピーナッツバターなどを水と攪拌し、液体状にして砂糖を加えた茶色い飲料。ライスミルクの一種で、「米奶」と呼ばれることもある。



(古早味紅茶)
「昔ながらの味の紅茶」という意味で、紅茶とケツメイシを一緒に煮出した甘い飲み物。独特な甘苦い風味がある。
(台湾茶)
台湾で生産される高品質な茶葉で、特に烏龍茶が有名。標高や気候条件により風味が異なり、凍頂烏龍茶や阿里山茶などが世界的に高評価を受けている。
(珍珠奶茶)
ミルク入りの紅茶にキャッサバの根茎から作ったタピオカを入れた飲み物。世界各地に広がった人気のドリンクで、日本でも何度もブームになった。
(包種茶)
緑茶と烏龍茶の中間に位置する、茶葉を焙煎せずに作られる、花のような香りがするお茶の一種。新北市坪林区の名産品として知られる。
(多多緑)
日本発祥の定番乳酸菌飲料「ヤクルト」を緑茶とミックスした台湾のドリンク。ドリンクスタンドのほか、市販品も販売されている。

(青草茶)
十種類以上の薬草や野草を煮出して作られる台湾風の青汁。体を冷やす効果があると言われており、夏バテ対策として人気がある。
(薑母茶)
生姜をお湯で煮出して黒砂糖を加えた飲み物。生姜の辛みと黒糖の甘みが特徴で、体を温める効果があることから冬に人気。
(冬瓜茶)
皮を剥いてスライスし、種を取った冬瓜をブラウンシュガーと共に数時間煮出した飲み物。茶葉を使わないが茶と呼ばれる「茶外茶」のひとつ。
(桂圓紅棗茶)
ロンガンとナツメを煮出したノンカフェインの茶外茶。漢方茶として人気があり、温かい状態で冬に飲まれることが多い。


(打西菓蘋)
アメリカから製造法を得て1965年から販売されている台湾の国民的飲料。甘過ぎず程よい炭酸が人気の秘訣で、現在でも根強い人気を誇っている。
(阿華田)
ココアと麦芽粉末を混ぜたスイス発のパウダー状のドリンク。お湯に溶かして飲んだり、ドリンクに使用される、台湾では定番の味。
(黒松沙士)
ルートビアに似た独特の薬草風味を持つ、台湾で有名な炭酸飲料のひとつ。1950年から販売されており国民的飲料と考えられている。甘さ控えめでさっぱりした後味。


【全13種】代表的な台湾料理の食材一覧
台湾料理によく用いられる食材の一覧です。
ため池や用水路などの水中に生息する、アブラナ科の野菜。食感がシャキシャキしていることが特徴で、炒め物やスープに使われることが多い。
(臺灣蜆)
台湾では海水に住む二枚貝は「蚶仔」、淡水に住む二枚貝は「蜊仔」と呼ばれる。水がきれいになればなるほど、殻の色は黄金に近い。
桜の花に似たピンク色をしている小さなエビの一種。炒め物、スープ、揚げ物などの料理に使用され、風味が強いので少量でも料理に深みを加えることができる。
アジアを中心に広く使われている、ごまの種子を搾って抽出した植物油。炒め物、和え物、スープの香り付け、ドレッシングなど幅広い用途で使われる。
からし菜の柔らかい葉の部分を塩漬けにして、水分が抜けきるまで完全に乾燥させたもの。独特の香り、甘み、そして甘酸っぱさを感じる。
エシャロットを薄切りにして油で揚げたもの。ほのかな甘味があり、麺料理や米料理、風味付けやトッピングとして広く使われる。
小麦粉に鶏卵やアヒルの卵を練り込んで作った水を加えずに作った麺。平打ちの縮れ麺で、台南名物とされている。
統一企業公司が販売している市販の麺。小麦粉麺の一種だが、袋の中で麺を潰し、付属のスパイスで味付けをしてそのまま食べることがほとんど。
ピーナッツをすり潰して作ったペースト状の調味料。甘みのあるタイプと、塩気が効いた食事向けタイプがあり、栄養価が高い食品。
からし菜の変種である「ザーサイ」の茎の部分を塩漬け・発酵させて作られる漬物。独特のコリコリした食感が特徴的。
(沙茶醤)
大豆油やにんにく、エシャロット、唐辛子、干しエビなどで作られる調味料。スープに加えたり、ソースとして使われる。
「インディアンチェリー」とも呼ばれるムラサキ科の果実「破布子」を醤油や塩、砂糖で漬け込んだ調味料。蒸し物などで醤油の代わりに使われる。
特にアジア料理で広く使われる香辛料で、独特の甘い香りと風味が特徴。乾燥した星形の果実で、「スターアニス」とも呼ばれ、肉の臭み消しなどに使われる。
レモンの様な強い香りとピリッとした辛味が特徴で、料理に風味を加えるために使用される。非常に貴重なスパイスとされ、健康にも良いとされている。
【2025年4月最新版】日本国内の台湾料理レストラン
日本にも台湾料理レストランはたくさんあります。
関東
参考文献
書籍
・地球の歩き方編集室, 『世界のグルメ図鑑 116の国と地域の名物料理を食の雑学とともに解説-本場の味を日本で体験できるレストランガイド付き!』 ,学研プラス, 2021/7/26, p22-23
・地球の歩き方編集室, 『世界の中華料理図鑑』 ,学研プラス, 2022/5/26, p156-165
・マガジンハウス, 『Hanako特別編集 台湾』, マガジンハウス, 2023/12/14
WEB
・「からし菜で作る酸菜、鹹菜、福菜、梅干菜とは?」, Taiwantoday, https://jp.taiwantoday.tw/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/%E6%96%87%E5%8C%96%E3%83%BB%E7%A4%BE%E4%BC%9A/166011/gdpr, (参照 2025-04-08)









