サガナキ(σαγανάκι)とは、チーズを焼いたシンプルな、ギリシャで親しまれている焼き料理です。
サガナキの概要
名前の由来:調理器具の名称から
「サハン」トルコ語で小さなフライパンから
サガナキは、ギリシャで親しまれている、チーズを焼いたシンプルかつ濃厚な前菜です。カセリ、グケファログラヴィエラ、ケファロティリなどのギリシャ産の硬めのチーズを使用します。チーズは小さなフライパンで泡立つまで溶かし、通常はレモン汁と胡椒をかけてパンと一緒に食べます。外はカリッと中はトロリとした食感に仕上げるのが特徴です。
サガナキという言葉は、チーズサガナキの他にも「エビのサガナキ」「ムール貝のサガナキ」など、同じ「サガナキ」鍋を使った料理全般に使われることがあります。ギリシャではオーゾ(アニス風味の酒)などと一緒に供され、タベルナ(居酒屋)で広く楽しまれています。
サガナキの歴史

次にサガナキの起源に迫ってみましょう。
サガナキの起源は、ギリシャの食文化の中でも比較的新しい部類に入りますが、素材や調理法には古代ギリシャやオスマン帝国時代の影響が色濃く残っています。「サガナキ」という名称は、オスマン帝国の影響を受けたバルカン半島一帯に見られるもので、トルコ語の「sahan」(金属製の浅い鍋)から派生した言葉です。ギリシャではこの調理器具を用いた料理が19世紀末から20世紀初頭にかけて広まりました。
特に、1920年代の小アジア戦争後の人口交換により、トルコからギリシャ本土へ移住したギリシャ系住民たちが持ち込んだ料理の中に、今日のサガナキの原型がありました。当時の移民たちは、手に入りやすい材料で手早く美味しく食べられる料理を工夫して作り、それが庶民の間で人気となりました。その中で、チーズを焼いて食べるスタイルが定着し、現在のサガナキへと発展しました。
また、アメリカのギリシャ料理店では「フレイミング・サガナキ」、「フレイミング・チーズ」というものが提供されています。シカゴのグリークタウンにあるレストラン「パルテノン」のギリシャ系アメリカ人オーナー 、クリス・リアコウラスが1960年代後半に考案したもので、それ以来、ほとんどのギリシャ料理店で定番となっています。これは各客席で「オーパ!」 (Opa!) のかけ声と共にチーズをフランベし、レモン果汁を搾ってフランベの炎を消すパフォーマンスでも知られています。
サガナキの主な材料
サガナキの主な材料は以下の通りです。
サガナキのレシピ
以下はギリシャのサイトで紹介されていた、サガナキのレシピです。
サガナキ
Ingredients
- 300 g 適切なギリシャチーズ
- 適量 小麦粉
- 1 大さじ オリーブオイル
Instructions
- チーズのスライスを冷水に浸し小麦粉をまぶし、振って余分な粉を取り除きます。
- 小さめのフライパンにオリーブオイルを入れ中火で熱します。温まったらチーズをフライパンに入れ約2分焼きます。その後、ゴムベラで慎重に裏返し、反対側も約2分焼きます。
- フライパンから取り出して皿に置き、お好みでレモンを絞って、完成。
サガナキのバリエーション
以下はギリシャのサガナキのバリエーションです。
エビのサガナキ(γαρίδες σαγανάκι)
殻付きのエビを香ばしく焼いた後、トマトソースとフェタチーズで煮込んだ料理。アツアツの小さなフライパン(=サガナキ)で提供され、パンを浸して食べるのが定番。
ムール貝のサガナキ(μύδια σαγανάκι)
ムール貝をサガナキで調理した料理。トマトソースとフェタチーズを使ったものや、白ワインで煮たものなどいくつかバリエーションがある。
以下は地域ごとのバリエーションです。
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サガナキの豆知識
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サガナキを試すなら
サガナキは楽天でサガナキ用チーズが売られており、気軽に試してみることができます。
また、日本にあるギリシャ料理屋さんでサガナキを食べることが可能です!






