シェンドウジャン(鹹豆漿)とは、朝食として親しまれている伝統的な豆乳で、台湾で親しまれているスープ料理です。
シェンドウジャンの概要
名前の由来:しょっぱい豆乳であることから
「鹹」は中国語で塩 + 「豆漿」は中国語で「豆乳」
シェンドウジャンは、台湾で親しまれている、豆乳をしょっぱく味付けしたスープです。温めた無糖の豆乳に黒酢や香酢、ごま油、醤油、干しエビ、ザーサイ、刻んだネギなどの薬味や調味料を加えます。最大の特徴は、豆乳が酢によってやや凝固し、おぼろ豆腐のようなやさしい食感になる点です。このとろみのあるスープに、油條(ヨウティアオ)をちぎって浸しながら食べるのが一般的で、香ばしさとコクのあるスープが一体となった味わいは、多くの人にとってほっとする「朝の味」です。
ラー油や辣椒を加えてピリ辛にすることもあり、バリエーションも豊富です。また、豆乳の温度や酢の種類・量によっても固まり具合が変化するため、家庭や店ごとに微妙に異なる味わいが存在するのも特徴です。
健康志向の人々からも人気があり、動物性脂肪が少なく、植物性たんぱく質が豊富な豆乳を使用しているため、胃にも優しいヘルシーフードとして評価されています。台湾では豆漿専門店が数多く存在し、鹹豆漿は甘い豆乳(甜豆漿)と並んで必ずと言ってよいほどメニューに載っています。旅行者にも人気が高く、「台湾に行ったらまず朝に鹹豆漿を食べるべき」という定番グルメの一つとして知られています。
シェンドウジャンの歴史

次にシェンドウジャンの起源に迫ってみましょう。
シェンドウジャンの起源は、明確には記録されていませんが、中国本土、特に江南地方(江蘇省や浙江省など)で発祥したと考えられています。古代中国では、豆腐や豆乳はすでに紀元前の時代から存在しており、労働者の栄養源としても重宝されてきました。これらの大豆製品は、漢代にはすでに発酵や加工の技術とともに普及し、様々な料理に応用されるようになります。
台湾にこの料理が定着したのは、戦後に中国大陸から多くの人々が移り住んできたことがきっかけです。とくに、外省人(1949年の国共内戦で台湾に移住してきた人々)によって伝えられた豆漿文化が、台湾独自の発展を遂げるきっかけとなりました。台湾では「阜杭豆漿(フーハンドウジャン)」や「世界豆漿大王」のような老舗の豆漿店が現れ、鹹豆漿が一般市民の朝食として定着。徐々にレストランやフードコートでも提供されるようになり、家庭でも作られる定番メニューとなりました。
参照記事:咸豆浆
シェンドウジャンの主な材料
シェンドウジャンの主な材料は以下の通りです。
シェンドウジャンのレシピ
以下は中国のサイトで紹介されていた、シェンドウジャンのレシピです。
シェンドウジャン
Ingredients
- 200 ml 濃い豆乳
- 2 小さじ 黒酢
- 2 小さじ 醤油
- 1 大さじ 桜エビ
- 1 大さじ 刻みネギ
- 1 大さじ 漬けカラシナ
- 1 小さじ ラー油
Instructions
- ボウルに醤油と黒酢を入れます。豆乳を沸騰させず90℃くらいまで温め、ボウルに注ぎます。
- 残りの材料を加え、完成。
シェンドウジャンのバリエーション
以下は台湾のシェンドウジャンのバリエーションです。
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以下は地域ごとのバリエーションです。
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シェンドウジャンに似た他国の料理
シェンドウジャン(咸豆浆)
上海などで主に食べられている。刻んだ海苔(紫菜)が入っていることが多く、台湾と同じく朝食で食べられることが多い。
同名の別料理
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シェンドウジャンの豆知識
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シェンドウジャンを試すなら
シェンドウジャンは楽天・Amazonでシェンドウジャンの素が売られており、気軽に試してみることができます。
また、日本にある台湾料理屋さんでもシェンドウジャンを食べることが可能です!





