トゥロンとは?歴史・レシピ・豆知識を徹底解説!

トゥロンとは アジア料理

トゥロン(Turon)とは、甘く味付けしたバナナやピーナッツを春巻きの皮で巻いて揚げた、フィリピンで親しまれているデザートです。

トゥロンの概要

名前の由来:スペインのお菓子「トゥロン」から

トゥロンは、フィリピンで親しまれている、甘い春巻きスタイルのデザートです。薄く切ったバナナやプランテン、ナッツ、ジャックフルーツなどを春巻きの皮で巻いて油で揚げて作られます。揚げる際には皮の表面にも砂糖をまぶすため、仕上がりはキャラメリゼされており、香ばしくてカリカリとした食感が魅力です。通常、おやつやデザートとして食べられ、人気がある屋台の食べ物の一つです。

トゥロンは、フィリピンの街角の屋台や家庭でよく見られる庶民的なスナックで、午後のおやつ「メリエンダ」として人気があります。手軽に作れて材料も身近なものが多いため、家庭料理としても広く親しまれています。また、カフェやレストランでは、アイスクリームやキャラメルソースを添えた「デザートバージョン」のトゥロンも提供されることがあります。

トゥロンの歴史

バナナトゥロン

次にトゥロンの起源に迫ってみましょう。

トゥロンの起源は、正確には明らかではありませんが、フィリピンのスペイン植民地時代(1565年〜1898年)の影響を受けた料理の一つと考えられています。スペイン統治時代、フィリピンでは様々なヨーロッパの調理技法や食材が持ち込まれ、それが中国や先住民の料理文化と融合して独自のフィリピン料理が形成されていきました。トゥロンもそのような文化的融合の中から生まれた料理であると見られています。

特に、ルンピアと呼ばれる春巻きの料理文化は中国系移民の影響を強く受けており、そのスタイルをスイーツに応用したのがトゥロンだと言われています。また、フィリピンはバナナやジャックフルーツなどの熱帯果物が豊富なため、それらを活かしたお菓子やスイーツが自然と発展しました。

さらに、トゥロンは都市部だけでなく農村部でも手軽に作れるため、長年にわたり庶民の定番スナックとして定着しています。今日では、地域によってピーナッツやウベなどを加えるバリエーションも登場し、フィリピンの食文化を代表するデザートのひとつとして国内外で人気を集めています。

トゥロンの主な材料

トゥロンの主な材料は以下の通りです。

トゥロン
  • :春巻きの皮
  • 具材:バナナ、ジャックフルーツ、ナッツなど
  • 調味料:砂糖、ココナッツシュガーなど

トゥロンのレシピ

以下はフィリピンのサイトで紹介されていた、トゥロンのレシピです。

トゥロン

フィリピンの「トゥロン」のレシピです。
Course: デザート
Cuisine: フィリピン料理
Servings: 12 個分

Ingredients

  • 3 熟したバナナ
  • 1 カップ ジャックフルーツの缶詰
  • ½ カップ ダークブラウンシュガー
  • 12 春巻きの皮
  • 適量 揚げ物用食用油
  • ½ カップ 白砂糖

Instructions

  • バナナの皮をむき、厚さ約3mmの均等にスライスし、12個に分けます。ジャックフルーツは細長く切ります。
  • 浅い皿にダークブラウンシュガーを入れます。春巻きの皮をあらかじめ湿らせた布で覆っておき、作業台の横に水を入れたボウルを置きます。
  • 春巻きの皮をダイヤモンド形に目の前に置きます。バナナのスライスを1枚取り、ブラウンシュガーを軽くまぶしてから、底の中央から約5cmのところに置きます。
  • ジャックフルーツを2~3切れ取り、バナナのスライスの上に置きます。底の角を持ち上げて、具材を覆います。左右の角を取り、中央に向かって折ります。
  • 約5cm残るまで、トゥロン全体を上向きに巻き上げます。指​​を使って上部の角に水を塗り、巻き終えて閉じます。残りのトゥロンでも同じ手順を繰り返します。
  • トゥロンの幅に合う十分な広さのフライパンに、植物油を約5cmの高さまで入れ油を180℃に加熱します。
  • 油が十分に熱くなったら油の中に入れ、約1分間揚げてから裏返し、トゥロンがきれいな黄金色になるまでさらに1分間調理して、油からあげて油分をきります。
  • 別の鍋を弱火にかけて白砂糖を加え、溶けた砂糖をヘラでかき混ぜながら、1~2 分ほど加熱し、すぐに鍋を火から下ろします。
  • トングを使ってトゥロンをキャラメルパンに浸して転がします。トゥロンを約1分間休ませ、キャラメルが固まったら、完成。

トゥロンのバリエーション

以下はフィリピンのトゥロンのバリエーションです。

紫芋ウベトゥロン(Ube turon)
鮮やかな紫色をしており、ほんのりバニラのような甘い香りと、滑らかな食感が特徴の根菜である「紫ヤム芋」を使ったトゥロン。

バナナトゥロン・ナ・サギング(Turon na saging)
一番スタンダードなトゥロン。甘く熟れたバナナを包んであげたトゥロンで、一番見かけるタイプ。サババナナを使用することが一般的。

ココナッツブコ・トゥロン(Buko Turon)
一般的なトゥロンの一つで甘くてシャクシャクしたココナッツがたっぷりと包まれているトゥロン。「ブコ・パイ・トゥロン」とも呼ばれる。

ピーナッツトゥロン・デ・マニ(Turon de mani)
キャラメリゼされたピーナッツ(甘く炒った砂糖がけピーナッツ)を春巻きの皮で包んで揚げたトゥロン。バナナ入りのトゥロンとはまた違ったナッツの風味が楽しめる。

エメンタールルンピアン・ケソ(Lumpiang keso)
チーズを春巻きの皮で包んで揚げたスナック。とろけるチーズが中から出てくる、外はカリカリ中はとろりな、フィリピン風チーズスティックのような存在。

以下は地域ごとのバリエーションです。

ココナッツミルクダラル(Daral)
スールー諸島、サンボアンガで主に食べられているデザート。ココナッツミルクを加えた無糖のもち米生地で、甘いココナッツの果肉が包まれている。

春巻きヴァレンシア・トライアングロ(Valencia trianggulo)
マラボンで主に食べられているトゥロン。三角形という特有の形をしており、バナナが包まれている。普通のトゥロンと同じくキャラメリゼされている。

トゥロンに似た他国の料理

COMING SOON

同名の別料理

スペイン国旗トゥロン(Turrón)
蜂蜜、砂糖、卵白から作られるヌガーの一種。砕いてトーストしたアーモンドでコーティングされ、スペインを始め中南米でも広く食べられているお菓子。

トゥロンの豆知識

COMING SOON

トゥロンを試すなら

トゥロンは楽天でトゥロンが売られており、気軽に試してみることができます。

また、日本にあるフィリピン料理屋さんでもトゥロンを食べることが可能です!

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