ニューヨークスタイルピザ(New York–style pizza)とは、薄く大きい生地を使って作られる、アメリカで親しまれているピザです。
ニューヨークスタイルピザの概要
名前の由来:ニューヨークで生まれたことから
ニューヨークスタイル+ ピザ
ニューヨークスタイルピザは、アメリカで親しまれているサイズが大きく薄いクラストのピザです。直径約45cmほどあるサイズが主流で一切れがとても大きいため、折りたたんで片手で食べるスタイルが定着しています。
クラストは薄いものの、外側はカリッと香ばしく、中心部はもちっとした食感が残るのもニューヨークスタイルピザの魅力です。この独特な食感は、高グルテンの強力粉が使用されること以外に、ニューヨークの水に含まれるミネラルバランスが関係していると言われ、地元の水で作られた生地こそが本場の味だと考える人も少なくありません。
トッピングは比較的シンプルで、クラシックなものはトマトソースとモッツァレラチーズのみ。しかし、好みに応じてペパロニ、マッシュルーム、ソーセージ、オニオン、ピーマンなどを加えることも多く、自由度も高いです。生地がしっかりしているため、重めのトッピングでも崩れにくいのも特徴です。
また、ニューヨークスタイルピザは「スライス売り(Pizza by the slice)」が一般的で、街角のピザショップでは1枚から気軽に購入できます。このカジュアルさが、忙しい都市生活者にとって親しみやすい理由の一つであり、ニューヨーカーの日常に根付いています。
ニューヨークスタイルピザの歴史

次にニューヨークスタイルピザの起源に迫ってみましょう。
ニューヨークスタイルピザの起源は、アメリカへのイタリア移民と深く結びついています。その起源は1905年、ナポリ出身のジェンナーロ・ロンバルディがニューヨーク・マンハッタンのリトルイタリーに開いた「Lombardi’s」にまで遡ります。「Lombardi’s」はアメリカで最初に営業許可を得たピザ店とされており、ここからニューヨークスタイルピザの物語が始まりました。
ロンバルディは、ナポリの伝統的なピザをアメリカで再現しようとしましたが、当時のアメリカでは薪窯が主流ではなかったため、石炭を使ったオーブンで焼く方法を採用しました。この超高温で焼く調理法により、スモーキーな香りと独特の香ばしさが生地に生まれました。また、ナポリよりも大きくて薄い生地を使うことで、より多くの人に提供できるスタイルへと進化していきました。
そして1940年代半ば、ブロンクスで誕生したBakers Pride社のガスオーブンの発明により、スライス単位で販売されるピザが急増し始めました。スライスピザは柔軟性があり、持ち運びも簡単であることから、あっという間に忙しいニューヨーカーにとって手軽で便利な食事として定着しました。そして1950年代から1970年代にかけて、今までの480℃以上の高温で焼かれるスタイルから、260℃から370℃といった低温で焼かれるように変化していきました。
現在、ニューヨーク市には2000軒以上のピザレストランがあると言われており、ニューヨークを代表する料理と考えられています。また、世界中でもニューヨークスタイルのピザを出すお店が続々と登場しており、これから更に人気が伸びていくであろうピザであることは間違いありません。
ニューヨークスタイルピザの主な材料
ニューヨークスタイルピザの主な材料は以下の通りです。
ニューヨークスタイルピザのレシピ
以下はアメリカのサイトで紹介されていた、ニューヨークスタイルピザのレシピです。
ニューヨークスタイルピザ
Ingredients
- 638 g 強力粉
- 15 g グラニュー糖
- 10 g 粗塩
- 10 g ドライイースト
- 415 g ぬるま湯
- 3 大さじ エキストラバージンオリーブオイル
- 適量 ニューヨークスタイルピザソース
- 454 g モッツァレラチーズ(すりおろし)
Instructions
- フードプロセッサーのボウルに小麦粉、砂糖、塩、イーストを入れて3~4回混ぜ合わせます。水とオリーブオイルを加え、フードプロセッサーを約15秒間回し、まとまるまで混ぜ合わせます。
- 焼く少なくとも2時間前に生地を冷蔵庫から取り出し、生地を寄せてつまんで閉じ、ボール状に丸めます。小麦粉をしっかりまぶし、それぞれの生地を別の中くらいのボウルに入れます。ラップでしっかりと覆い、温かい室温で約2倍の大きさになるまで発酵させます。
- 焼く1時間前に、オーブンのラックを中段に置き260℃に予熱します。生地を一つずつ、軽く打ち粉をした台の上に出し、生地を軽く押して、直径20cmほどの円形に伸ばします。
- 外側の1cmほどは他の部分より高くしておきます。指の関節に生地をかけて優しく伸ばし、直径30~35cm、厚さ約1.5cmの円形にします。
- 生地全体に約2/3カップのソースを均等に塗り、端から1.5~2.5cmほどの余白を残します。ソースの上にチーズの1/3を均等に塗ります。
- ピザをチーズが溶けて焼き色がつき、クラストが黄金色に膨らむまで12~15分焼きます。スライスしてすぐに盛り付け、残りの生地2個、残りのソース、残りのチーズも同様に繰り返し、完成。
ニューヨークスタイルピザのバリエーション
以下はアメリカのニューヨークスタイルピザのバリエーションです。

(NY)

(NY)


作り方のバリエーション・類似した料理
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具材のバリエーション
ペパロニピザ(Pepperoni pizza)
1919年ニューヨークで生まれた、パプリカと唐辛子で味付けしたサラミの一種「ペパロニ」をトッピングしたピザ。
以下は地域ごとのバリエーションです。
アメリカ中部大西洋沿岸
ジャンボスライス(Jumbo slice) 30cm程度のスライス単位で販売される特大サイズのニューヨークスタイルピザ。ワシントンD.C.のアダムズ・モーガン地区で特に人気。
ニューヨークスタイルピザに似た他国の料理
ナポリピッツァ(Pizza Napoletana) イタリア・ナポリ発祥のピザでニューヨークスタイルピザの原型。薪窯で高温短時間で焼かれることで生まれる香ばしさと食感が特徴。
同名の別料理
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ニューヨークスタイルピザの豆知識
COMING SOON
ニューヨークスタイルピザを試すなら
ニューヨークスタイルピザは楽天でニューヨークスタイルピザが売られており、気軽に試してみることができます。
また、日本にあるアメリカ料理屋さんでもニューヨークスタイルピザを食べることが可能です。


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