プルポ・ア・ラ・ガジェガ(Pulpo a la gallega)とは、タコとジャガイモを茹でてシンプルに盛り付けた、スペインのガリシア地方で親しまれている海鮮料理です。
プルポ・ア・ラ・ガジェガの概要
名前の由来:ガリシア風に調理したタコであることから
「プルポ」はスペイン語でタコ + 「ア・ラ・ガジェガ」はスペイン語でガリシア風
プルポ・ア・ラ・ガジェガは、スペイン北西部・ガリシア地方で親しまれている伝統的なタコ料理です。タコを丸ごと茹でたあと輪切りにして、オリーブオイル、粗塩、パプリカパウダーをふりかけ味付けするシンプルな料理で、伝統的には木製の円形皿にのせて提供されるのが特徴です。この木の皿は余分な水分が吸収し、味がより濃厚に感じられるようにする役割を果たしているとも言われています。
付け合わせのじゃがいもは「カシェロス(cachelos)」と言われるガリシア料理定番のもので、タコの出汁で茹でて作られます。また、主に赤ワインと一緒に食べられます。現地ではガリシア方言で「プルポ・ア・フェイラ(Pulpo á feira)」とも呼ばれ、シンプルながら奥深い味わいで、多くの人々に愛されています。
プルポ・ア・ラ・ガジェガの歴史

次にプルポ・ア・ラ・ガジェガの起源に迫ってみましょう。
プルポ・ア・ラ・ガジェガの起源は、ガリシア地方と隣接するレオン県のマラガテリア地域に関連しています。かつて、ガリシアの漁師たちはタコを乾燥させて保存し、内陸部へ輸送していました。この乾燥タコは、マラガテリアの行商人によって購入され、彼らが取引していたオリーブオイルやパプリカとともに調理されました。
この調理法が「プルポ・ア・フェイラ」として知られるようになり、徐々にガリシアの祭りや市で広まりました。当初は乾燥タコを使用していましたが、現代では冷蔵技術の発達により、新鮮なタコが使用されることが一般的です。
プルポ・ア・ラ・ガジェガの主な材料
プルポ・ア・ラ・ガジェガの主な材料は以下の通りです。
プルポ・ア・ラ・ガジェガのレシピ
以下はスペインのサイトで紹介されていた、プルポ・ア・ラ・ガジェガのレシピです。
プルポ・ア・ラ・ガジェガ
Ingredients
- 1 匹 タコ 2~3kg
- 1 kg ジャガイモ
- 適量 粗塩
- 適量 パプリカパウダー or 粉唐辛子
- 適量 エキストラバージンオリーブオイル
Instructions
- 新鮮なタコを買った場合は冷凍し、冷凍したものを買った場合はそのまま冷凍して保存します。調理前日にタコを冷凍庫から取り出し、冷蔵庫に入れて解凍します。
- タコを少しの間冷水にさらし、水を入れた鍋を火にかけます。沸騰し始めたらタコを加え、頭をつかんでタコを鍋に3回出し入れし、形を固定します。
- 大きさに応じて中火で約35〜40分煮ます。タコ調理中にジャガイモの皮をむき、洗って半分に切ります。
- タコの調理が終わったら、数分間置いてからお皿に移します。同じ水にジャガイモを加えて15分間煮ます。
- タコの足を1cmの厚さに、頭を細かくキッチンバサミで切ります。ジャガイモの上にタコをのせて粗塩とパプリカパウダーで味付けし、エキストラバージンオリーブオイルを少しかけ、完成。
プルポ・ア・ラ・ガジェガのバリエーション
以下はスペインのプルポ・ア・ラ・ガジェガのバリエーションです。
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以下は地域ごとのバリエーションです。
プルポ・ア・ラ・サナブレサ(Pulpo a la sanabresa)
サナブリア地域で食べられているプルポ・ア・ラ・ガジェガ。おおむね同じ作られ方だが、スライスしたニンニクがたっぷり加えられることが特徴。
プルポ・ア・ラ・ガジェガに似た他国の料理
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同名の別料理
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プルポ・ア・ラ・ガジェガの豆知識
カルバジーニョのタコ祭り
スペイン・ガリシア州のオウレンセ県カルバジーニョでは、毎年8月の第2日曜日に「タコ祭り」が開催されます。このお祭りは1962年から続く伝統行事で、現在はスペインの観光的価値が高い行事(インテルエス・トゥリスティコ・ナシオナル)にも指定されています。毎年8万~10万人が訪れる大規模イベントで、祭り当日には、なんと約4万キロものプルポ・ア・ラ・ガジェガが消費されるんだとか!
プルポ・ア・ラ・ガジェガを試すなら
プルポ・ア・ラ・ガジェガは楽天・Amazonで売られていません。
ただ、日本にあるスペイン料理屋さんでプルポ・ア・ラ・ガジェガを食べることが可能です!





