ホドゥカジャ(호두과자)とは、餡子を入れた生地をクルミ型に焼いた、韓国で親しまれているペイストリーです。
ホドゥカジャの概要
名前の由来:クルミ型の菓子であることから
「ホドゥ」は韓国語でクルミ + 「カジャ」は韓国語で菓子
ホドゥカジャは、餡子などのフィリングを詰めた生地をクルミ型に焼いた、韓国で主に親しまれているペイストリーです。韓国の伝統的な人気おやつで、特に忠清南道・天安市の名物として知られています。外側は小麦粉と卵で作った柔らかくふわっとした生地で、内側には甘い小豆あんと刻んだくるみが入っており、一口サイズで食べやすいのが特徴です。
製法は比較的シンプルで、専用の焼き型に生地を少し流し入れ、その上に小豆あんとくるみをのせて焼き上げます。焼き型にはくるみの形があしらわれており、見た目も本物のくるみのようなります。
近年では、ホドゥカジャのバリエーションも増えており、チョコレートクリーム、カスタード、チーズなどを中に詰めた現代風アレンジも登場しています。また、冷凍保存や電子レンジ対応の商品も開発され、お土産や家庭用としても便利になっています。
ホドゥカジャの歴史

次にホドゥカジャの起源に迫ってみましょう。
ホドゥカジャの起源は、1930年代にまで遡ります。チョ・ギグム氏とシム・ボクスン氏の夫婦が、現在の忠清南道天安市の天安駅の近くの「鶴華ホドクァジャ」という店で売り出したのが最初とされています。二人は天安市広徳面の特産物であるクルミの形を模してお菓子を作ることを思いつき、シム・ボクスン氏が20歳のときからホドゥカジャを作り始めました。
そして、天安駅ができて近くに繁華街が形成されると、天安に訪れた旅行者や天安市民がホドゥカジャをよく買うようになり、次第にその名が知れ渡るようになりました。特に1960~1970年代は鉄道事情が悪く、列車が信号待ちや配車調整のため、分岐点の天安駅でしばらく停車することが多かったのですが、このとき列車内では売り子によってホドゥカジャが売られていました。このことが全国の人に「天安=ホドゥカジャ」というイメージを植え付けたとも言われています。
参照記事:호두의 전래와 천안 명물 호두과자
ホドゥカジャの主な材料
ホドゥカジャの主な材料は以下の通りです。
ホドゥカジャのレシピ
以下は韓国のサイトで紹介されていた、ホドゥカジャのレシピです。
ホドゥカジャ
Instructions
- 沸騰したお湯にクルミを入れて2〜3分間沸騰させた後、クルミを流水で何度も洗い流し水気を切ります。その後キッチンタオルで水気を取ります。
- 水気を取り除いたクルミを170℃で予熱したオーブンで5~10分ほど水分をきつく飛ばします。
- 卵をボウルに割り入れ、ダマが残らないようによく溶きほぐしてください。そこにバニラシュガーを加え、砂糖のジャリジャリ感がなくなる程度までよく混ぜます。
- 砂糖がほどよく混ざったら、牛乳を加えて軽くかき混ぜ、その後ふるった薄力粉・ベーキングパウダー・塩を加えてヘラで混ぜ合わせます。
- 溶かしたバターを生地に少しずつ流し込みながら生地を混ぜ続けます。
- クルミ型パンを用意し、溶かしたバターをブラシで丁寧に塗ります。生地を型の1/4の高さくらい入れ、クルミを混ぜた餡子を少しのせます。
- その上から更に生地で覆い、型の80%くらいの高さまで生地を満たします。そして180℃で予熱したオーブンで20~25分焼き、完成。
ホドゥカジャのバリエーション
以下は韓国のホドゥカジャのバリエーションです。



作り方のバリエーション・類似した料理
ピーナッツカジャ(땅콩과자)
釜山で人気の、牛乳、小麦粉、ピーナッツなどを混ぜた生地を、ピーナッツ型に焼き上げたお菓子。
具材のバリエーション
揚げソボロホドゥカジャ(튀김소보로 호두과자)
通常の生地の上にクランブル生地の「ソボロ」を一層追加して焼いたホドゥカジャ。
あんバターホドゥカジャ(앙버터 호두과자)
焼きあがったホドゥカジャに切り込みを入れ、バターをサンドしたモダンなバージョン。
さつまいもホドゥカジャ(고구마 호두과자)
焼きあがったホドゥカジャに切り込みを入れ、さつまいもをサンドしたモダンなバージョン。中の餡をさつまいもに変えたものもある。
カスタードホドゥカジャ(슈크림 호두과자)
中の餡子をカスタードクリームに置き換えて焼き上げたモダンなホドゥカジャ。よく見るホドゥカジャのひとつ。
以下は地域ごとのバリエーションです。
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ホドゥカジャに似た他国の料理
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ホドゥカジャの豆知識
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ホドゥカジャを試すなら
雞肉飯は楽天・Amazonでホドゥカジャが売られているので、簡単に試すことができます。
また、日本にある韓国料理屋さんでもホドゥカジャを食べることが可能です!






