カオムーデーンとは?歴史・レシピ・豆知識を徹底解説!

カオムーデーンとは アジア料理

カオムーデーン(ข้าวหมูแดง)とは、豚肉の叉焼、中華ソーセージ、アヒルの茹で卵をご飯の上に乗せた、タイで親しまれている米料理です。

カオムーデーンの概要

名前の由来:叉焼をのせたご飯であることから
カオはタイ語でご飯 + ムーデーンはタイ語で叉焼

カオムーデーンは、タイで親しまれている、叉焼をご飯にのせて甘いソースをかけた米料理です。タイの人気料理のひとつで、「カオ」はご飯、「ムー」は豚肉、「デーン」は赤を意味し、直訳すると「赤い豚肉ご飯」という名前になります。ただ、一般的に「ムーデーン」は叉焼を指す語彙として定着しており、カオムーデーンは「叉焼ご飯」という意味になります。

カオムーデーンの豚肉は、醤油、砂糖、赤麹や五香粉などで味付けされ、名前が示す通り赤みを帯びた美しい色に仕上げられます。その上からは、肉の漬け込み液に砂糖やでんぷんを加え、軽くとろみをつけたソースがかけられます。付け合わせには、ゆで卵やきゅうりのスライス、パクチーが添えられることが多いです。また、好みに応じて、唐辛子入りの酢やチリパウダーを追加する人も多いです。現在は特にタイの屋台や食堂で定番メニューとして愛されており、手軽に楽しめる一品です。

カオムーデーンの歴史

次にカオムーデーンの起源に迫ってみましょう。

カオムーデーンの起源は中国料理「叉焼飯」にあります。記録上最も古い「叉焼」に関する言及は西晋時代の歴史家である皇甫謐の著書『帝王世紀』にあり、また、今から約3000年前、皇帝の食卓に提供される肉料理の内の一つであった「炮豚(パオトン)」が、現在のムーデンの元祖とされています。

当時の調理法は肉を串刺しにして焼くスタイルでしたが、この技術は全国に広まり、特に美食で有名な広東省で独自に発展しました。広東の人々は砂糖や香り高い調味液を加え、赤く艶やかな叉焼を生み出し、やがてご飯と合わせる「叉燒飯」という料理が誕生しました。

そしてその広東料理の「叉燒飯」が70年以上前に、潮州系タイ人によってナコーンパトム県に伝わったと言われています。潮州系タイ人が得意とする調理法で広東風叉燒飯をアレンジした結果、タイのカオムーデーンが誕生したのだとか。現在では発祥の地と言われているナコーンパトム県を中心に、タイ全土で見かける人気の料理となっています。

カオムーデーンの主な材料

カオムーデーンの主な材料は以下の通りです。

カオムーデーン
  • 豚肉:チャーシュー+ローストポークなど
  • ソース:タピオカ粉、オイスターソース、ケチャップ、砂糖など

カオムーデーンのレシピ

以下はタイのサイトで紹介されていた、カオムーデーンのレシピです。

カオムーデーン

タイの「カオムーデーン」のレシピです。
Course: 米料理
Cuisine: タイ料理

Ingredients

  • 1500 g 豚ネック肉・ロース肉
  • 250 g グラニュー糖
  • 50 g 薄口醤油
  • 10 g タピオカ粉/コーンスターチ
  • 15 g ニンニク
  • 5 g 胡椒
  • 15 g
  • 2 g 五香粉
  • 10 g 炒り白ゴマ
  • 25 g ごま油
  • 40 g 濃口醬油
  • 適量 着色料(赤)

ソース用

  • 50 g パームシュガー
  • 50 g プーカウトーン
  • 50 g オイスターソース
  • 50 g ケチャップ
  • 500 g チキン/ポークストック
  • 1~2 大さじ タピオカ粉
  • 適量 肉のマリネ液

唐辛子醤油用

  • 適量 青唐辛子、黄唐辛子(刻む)
  • 1 大さじ 濃口醬油
  • 2 大さじ 薄口醬油
  • 2 大さじ
  • 1 大さじ グラニュー糖
  • 2

Instructions

  • 豚肉を好みに応じて細長く切り、砂糖、薄口醤油、タピオカ粉でマリネ液を作ります。細かく刻んだニンニク、挽いたコショウ、塩、五香粉、炒り白ゴマ、ゴマ油、濃い醤油、赤色の食品着色料をよく混ぜます。
  • 豚肉を加えてよく混ぜ、よく混ぜます。その後冷蔵庫に12~24時間ほど入れておき、オーブンで180度で40分焼くかグリルで焼きます。
  • 豚肉のソースを準備します。残った豚肉のマリネ液を鍋に注ぎ、続いてパームシュガー、プーカウトーン、オイスターソース、ケチャップ、スープストックを加えます。
  • よく混ぜて沸騰させ、次に水と混ぜたタピオカ粉を加えてソースにとろみをつけます。
  • 茹でたアヒルの卵と、薄く一口サイズに切ったローストポークを用意します。
  • 次に、濃い口醤油、薄い口醤油、酢、砂糖、沸騰したお湯を混ぜて、スライスした唐辛子を加えます。
  • ご飯の上に豚肉とゆで卵をのせ、豚肉のソースをかけ、唐辛子醤油を添えたら、完成。

カオムーデーンのバリエーション

以下はタイのカオムーデーンのバリエーションです。

カオムーデーン(タイ
カオムーデーン(タイ
カオムーデーン(タイ
カオムーデーン(タイ

作り方のバリエーション・類似した料理

カオカームー(ขาหมูพะโล้)
醤油、シナモン、八角などの中華系スパイスで柔らかく煮込んだ豚足をご飯に載せた米料理。
カオナーペッド(ข้าวหน้าเป็ด)
ローストダックを甘めの濃厚なソースと一緒にご飯の上に盛りつけた米料理。

具材のバリエーション

カオムークロップ(ข้าวหมูกรอบ)
カリカリに焼き上げた豚バラ肉をご飯に載せた米料理。さっぱりしたきゅうりやチリソースを添えて食べることが多い。
カオ・チェ・ポー(ข้าวเฉโป)
一口大にカットした焼き豚、焼き鴨、煮込んだ豚モツなどをご飯にトッピングし、ソースをかけた米料理。

以下は地域ごとのバリエーションです。

カオムーデーンに似た他国の料理

中国国旗叉焼ライス(叉焼飯)
広東料理として知られる、甘辛く香ばしく焼き上げた叉焼を白ごはんにのせた料理。

同名の別料理

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カオムーデーンの豆知識

COMING SOON

カオムーデーンを試すなら

カオムーデーンはAmazon・楽天では売られていません。

ただ、日本にあるタイ料理屋さんでもカオムーデーンを食べることが可能です。

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